◆日本の研究の将来について、「米国には水をあけられ、中国、韓国からは追い上げられる」と考えている研究者が多いことが、文部科学省が発表した「我が国の研究活動の実態に関する調査」で分かった。国立大学や研究機関の法人化などにより、研究の世界でも競争色が強まっている様子がうかがえる。

 調査は今年1~3月に実施、民間企業や大学、公的機関などの研究者1172人が回答した。

 外国と比べた日本の基礎研究の水準を尋ねたところ、米国については「今は相手優位で格差は今後開く」との見方が24%で最多だった。中国、韓国については「今は日本優位だが、格差は縮まる」が37%と32%、欧州については「現状は同等、今後も競り合う」の23%がそれぞれ最も多かった。応用研究についても同様の傾向がみられた。(毎日新聞)


 【私のコメント】
 私の著書の中でも書いているが、米国から離されたのはゲノム関連を含むバイテク関係だ。
 特許の件数で大きく水を開けられてしまっている。この差を巻き返すのはかなり頑張らないと難しいだろう。
 国としての対応が遅れているように感じるだけに、早急な対処を必要とするだろう。

 中国、韓国に追い上げられているのは、IT関連である。その中でも特にプラズマデスプレイ(PDP)や液晶デスプレイ(LCD)技術等は確実に追いついて来ている。
 この分野は、近い将来日本の優位性は無くなる恐れがある。
 日本の特化した技術となりそうなのは、ロボット技術である。この分野は日本が間違いなく最先端であろう。このまま成長して欲しいものだ。