「主なるあなたの神を拝し、ただ神のみ仕えよ」(マタイ4:10)
この地上での歩みをしていると、仏式の葬儀に参列することがある。遺族の方々に主なる神の慰めを祈るためである。そこでクリスチャンとして注意することがいくつかある。一つ目は、「焼香はしない」ということである。キリスト教の葬儀でも、賛美やアーメンの唱和、献花は強制されないし、仏式でも「焼香」は強制、強要されない。「焼香」は、調べればすぐにわかるが、「仏や故人にささげ拝すること」を意味している。私たちクリスチャンは、真の神以外を拝むことはしない。洗礼の時に、「主なる神だけを神として拝む」ことを誓約して契約を結び、主なる神との霊的な婚姻関係にあるからだ。もし、他のものを拝むなら、それは霊的姦淫の罪を犯したことになるからである。「真の神のみを拝す」ことは、旧約(十戒、エステル書、ダニエル書など)だけではなく、主イエスもタイトルの言葉を語られ、新約にも聖書全体を貫く契約である。では、焼香時はどうしたらよいのか。二つ目のこと、クリスチャンは、「遺族に神の慰めがあり、今後の歩みに神の助けがあるように」黙祷し、神に祈るのである。また、三つ目のこと、生花を持参し、故人や遺族に「敬意を払う(相手を尊重し尊敬する気持ちを心に持ち、それを言葉や態度でしめす行為)」ことも忘れてはならない。「拝すること」と「敬意を払う」ことは全く違う。クリスチャンは真の神のみ拝し、人には敬意を払うのである。