世の中には、女性に対して、かいがいしく尽くしたり、女性が喜ぶ事を先回りしてやってくれるような、「スパダリ」なんて言われる男性もいれば
逆に、女性がどんなに色々なサポートをしてあげたり、求められた事に応えてあげても、まるで当たり前かのようにしている男性もいるものです。
それが何でか?というと
勿論、その男性が今まで生きて来た中で作られた価値観、性格によるものは大きいです。
スパダリな男性は、「女性に尽くす事が好き」「こんなに尽くしてる俺って最高」「女を幸せできる能力がある男にこそ価値がある」などの信念を身につけて来たのでしょうし
逆に、女性を奴隷のように扱う男性は「女は男の面倒をみるもの」「女に命令して言うこといかせていないと自分の価値を感じられない」「自分には誰かを幸せにする能力なんてない」「誰かが俺を幸せにしてくれるべき」などの信念を身につけて来た。
あ、あくまで意識してるか無意識かはその人次第だし、表面上に現れている態度と奥深くの部分にある信念(信じている事)は別だったりします。
クズ男ほど、偉そうにしたり高圧的に振る舞ったり、罪悪感を抱かせようとしたりしてくると思いますが
その根底にあるのは「自分には価値がない」だったり、「自分は役立たずだ」「自分は何もできない」だったりします。
だからこそ、他人を動かして自分の面倒を見てもらおうとしたり、支配やコントロールをしてないと自分の価値を感じられないという考えを持つ訳です。
(あくまで一例ですけどね。)
そして、そんな信念は長い時間をかけて強化されて来ているので、一朝一夕に変えられるものじゃありません。
スパダリに当たればラッキーですが、クズに当たればアンラッキー。
だから、ちゃんと相手を見極める事、間違った相手に惹かれない自分・素晴らしい相手に相応しい自分になっておく事は幸せな恋愛をする上ですごく大事です。
でもね、「今この関係」を奴隷とご主人様にするのか、王子様とお姫様にするかは、選べるんですよ。
だって、男性はそんなに複雑じゃなくて、こちらが決めた役割を演じ、こちらが演じている役割の通り扱って来るから。
奴隷のように扱わせるか、お姫様のように扱わせるかは、自分次第です。
それを自分が選んでいるし、相手に許しているという事だからです。
奴隷を選んでるっていうのは、例えば、自ら相手の身の回りの世話をやっていたり、自分より相手優先で自己犠牲していたり。
それも無意識に選んでるのは理由があら訳ですけどね。
それに、男性に対して自分の考えや思いを言わずに顔色伺ってご機嫌取っていれば、勘違いご主人様の出来上がりだし
王子は自分で自分の機嫌を取れるし、私の考えを尊重してくれるって前提で接するなら、素敵な王子になっていく。
後者は、クズになる事を許さない。
クズな行為を受け取らないし、コントロールさせない、支配させない。
不機嫌になっても待てる。だって機嫌は相手が自分で直すって思ってるから。
嫌なことは嫌って伝えて「あげる」。
だって、あなたは私を嫌な思いにさせたいはずがないから。
私が何を感じているか知った上で、どうするか決めたいはずだから。
そして、その選択は私を苦しめたり悲しませたりはしないと心から信じているから。
どの王子が良いか選ぶのは自由だし、もうクズ野郎に辟易してるから別れたい!でも、勿論、良いんです。
ただ、クズとくっついたことがある女性は、そこから学んで成長しないと、スパダリに当たっても幸せになれなかったり、別れてしまったりします。
大事なのは自分がどう在りたいか、どんなふうに相手や世界を見たいかです。
それしかないんです。
だから、今のこのタイミングで自分の本音としっかり向き合って、本当はどうしたいのか?を見つけておかないとずっと同じ次元の問題が繰り返します。
いつまでも相手に問題がある!相手のせい!と思っていたいか、自分に原因を求めて変わる事を選ぶか。
自分が変われば、受け取れる結果は必ず変わりますから。
だって、育児家事を全部やりながら朝も夜も働いてた奴隷だった私が、今はこんなに楽させてもらって自由で幸せに生きられてるんですから。
店員さんから手袋とハサミを渡されるんだけど
「これ、俺が全部ほぐすのが正解だな」とか言って、全部食べやすく身をほくしてくれました。
私は最初、「片手だけ手袋したら自分で剥いて食べながら飲めるんじゃない?」って言ったんですけどね。
そんなの全く気にせず自分の使命かのように、テキパキと剥いてくれてた(笑)。
これで良いし、私はこれが良い♡