転職をするときの理由の一つに「キャリアップしたい!」という想いをもって転職活動をされる方も多いと思います。そこで、今回は飲食店で転職する際のキャリアアップについてまとめました!
◎飲食店からキャリアアップできる選択肢とは?
チェーン店の場合
チェーン店でのキャリアアップでは、SVと呼ばれる役職に就き、将来的には店舗開発や企画運営などの仕事に就くのが一番かもしれません。ただ、転職でSV職に就くには商品発注やスタッフ育成、経営ノウハウといった幅広い知識と経験が必要になります。
<そもそもSVとは?>
SVとはスーパーバイザーの略語です。
スーパーバイザーやエリアマネージャーと言われ、複数の店舗を統括し売上UPのコンサルティングを行います。業態によっても異なりますが、スーパーバイザーは5~10店舗を担当し、定期的に巡回します。各お店の売上目標をクリアする為に丁寧にコンサルティングを行うのがスーパーバイザーのミッションです。
店長やオーナーにアドバイスをする立場なので経験・スキル・知識等、すべてにおいて店長を超えている必要があります。その為、通常は店舗スタッフから始め、店長を経て様々な経験を積んだ後にスーパーバイザーとなることが多いです。営業経験や接客経験があれば、未経験から転職することも可能ですが、その場合でも社内の研修期間に店長を経験するようです。ちなみにスーパーバイザー・エリアマネージャーになるのに特別必要な資格はありません。
個人経営の場合
一方で居酒屋やバーなど、個人経営のお店でのキャリアアップという道もあります。
例えば、個人経営の姉妹店の店長や、専門性の高い仕事を受け持つことでもキャリアアップは可能です。店長の場合、経営に比重が置かれがちですが、お店によってソムリエなどを兼務される方もいます。また、最近は外国人客も増えているので、外国語が話せるだけでも貴重な人材として扱われます。
経営側ではなく現場でキャリアアップを目指す方や、あるいは独立を目指す方は個人経営のお店へ転職がお勧めです。日本酒の資格やワインの知識があるソムリエの資格をもっていると大きな強みにもなるでしょう。
飲食店でキャリアアップするには、何らかの目標が必要になります。
現場を離れて経営側に就くか、現場で専門性の高い「食」の知識を活かして基調な人財になるか、また飲食店・飲食業界で働く人の多くが目標としているのは、なんといっても独立し、自分自身の店を持つことでしょう。
近年の飲食店・飲食業界は二極化が激しく進んでおり、独立するにあたっては自分のスキルや志向を考え、はっきりとどちらの方向に進むのか決定するのが成功の必須条件となるかと思います。
◎二極化する飲食店・飲食業界
本物志向店舗
高いスキルを持った料理人や高品質のサービスを提供できる人材を集め、安全かつ高品質な材料を仕入れるのはもちろんですが、「この飲食店ならでは!」という特色を打ち出せなければ、競争の激しい飲食業界ではたちまち埋もれてしまいます。自分がこれまでつちかった経験やスキルを見つめなおし、自分だけができる「オンリーワン」を目指しましょう。
チェーン店舗
効率のよいマーケティングや広報が必要がとなるのはもちろんですが、近年ではよりサービスや商品が特化した、顧客にとってわかりやすい特徴のあるチェーン店が業績を伸ばしていく傾向にあります。「低価格」、「高品質」、「安全」、「国産」、「ブランド」など近年の顧客が好むキーワードをヒントに「イメージしやすい商品」を開発して、大々的に打ち出していきましょう!
競争の激しい飲食店・飲食業界ですが、誰でも利用する業界なだけに、成功すればより大きな夢を描くことができる業界でもあります!30兆円産業にも届こうとする飲食店・飲食業界の中で働くならば、大きなビジョンと高い目標意識を持って仕事をしたほうがモチベーションを維持して働けるでしょうし、自然に成功もついてくるものです。
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