阪神10R・伊丹S(ダート1800m)で
ルグランヴァン(4牡・カラフルデイズの22 父ルヴァンスレーヴ)<高木>は人気に応えられず![]()
初の関西遠征も問題なく、馬体重は486キロ(-6)。パドックではいつもより落ち着いていました。単勝2番人気。
スタートで後手を踏んで、無理せず後方から。1000m通過1分3秒2のスローペースでしたが、後方でじっと我慢。直線は外を突いてメンバー最速の上がり36.2の末脚で追い込みましたが、楽をしていた前の馬たちを捉えられず。勝ち馬から0.2秒差の6着に終わりました。
「なかなか難しいところのある馬ですね。久々のダートスタートがいまいちだったのか、テンはまったく進んでいきませんでした。そうなると、どう組み立てようかとなりましたが、1角からはガツンとハミを噛んでしまい、力んでいました。それでいて、3角からはフワッと抜けてしまって…。それでも、脚を使ってしまった感じはなかったので、直線で追うとよく伸びてくれました。これまでは割と先行の形をとっていたようですが、個人的には前半でリズムを整えて、差しの競馬を教えていった方が今後に生きてくると思います。いろいろと聞いていたのですが、返し馬でも前に出るとフワッとしてました。もう少し子供っぽいところが解消されてほしいですね」(西村淳也騎手)
「ゲートからゆっくりで、ポジションも後ろになりましたし、どうなるかなと思ってみていました。最後はよく伸びてくれましたし、久々の右回りや距離については問題なかったと思います。ただ、メンタル面ですね。ちょっと難しいところがあるので、レース前にもジョッキーに特徴を直接伝えました。実際に跨って、やはり子供っぽさというか、気持ちの面での表現しにくい難しさを感じたようです。そのあたりはもうひとつ課題ですね。少し馬体が減ったかなとは思いましたが、変なイレ込みはなく、輸送はおおむね無難にこなしてくれたと思います。西村騎手からは『差す競馬が合う』という進言も受けました。その点も踏まえて、いろいろ探っていきましょう」(高木登師)
スタートで後手を踏んだのは痛かったですが、スローだったので向こう正面から捲っていけばリカバリーはできたと思います。直線勝負の判断もわかりますが、あの流れではさすがに…。難しい馬でテン乗りは厳しかったかと。差す競馬もできそうなことが分かったことだけは収穫でしたが、ダートで後ろからだと地方も含め勝ち身に遅くなるので悩ましいところ…新緑の東京で決めてほしいです。

