地方交流戦の浦和10R・マルチヒーロー特別(ダート1400m)で勝負服ルージュブラゾン(5牝・オメガエンブレムの19 父ドゥラメンテ)<小島>が快勝クラッカー

 

3ヵ月の休み明けで馬体重は489キロ(+7)。単勝3番人気でした。

④番枠から五分のスタートを切って3番手の外目につけます。手応え良く3角手前から2番手に進出。直線入口で逃げ馬を捉えて先頭に立つと、外から差してきた2着馬の追撃を半馬身しのいで先頭でフィニッシュ。勝ち時計は1分28秒4でした。

 

小島茂之師「スタートを五分に出てくれましたし、1角で外に張るような感じはあったものの、行く馬を行かせて好位からレースを進めてくれたジョッキーのファインプレーだと思います。3角あたりで楽に前を捕まえ、直線で抜け出した後も差を詰めてきた2着馬に反応し、二の脚を使って押し切ってくれましたね。ジョッキーとも事前に相談してチークを装着しましたが、馬具の効果もあったと思います。森泰斗騎手は『浦和コースが合うのでしょうか。1角だけ気をつけましたが、あとはスムーズに運んで力を出せました。トモの緩さを感じただけに、まだ本調子ではないのかもしれませんが、その中で勝ち切れたのは能力がある証拠です」と話していました。入線してすぐに躓いてしまったのですが、上がりの歩様は大丈夫でした。厩舎に帰ってからもしっかりと状態を確認したいと思います。ここまで時間を要してしまいましたが、勝つことができて良かったです」
 

星中央デビューも10戦未勝利で地方・浦和に転出。2連勝で中央再転入も、JRAでは勝ち星なし。今回、地方交流ながら中央馬としての初勝利をようやくあげてくれました。これで浦和競馬は3戦3勝。小回りの1400mがピッタリなのでしょう。

完璧に乗ってくれた森泰斗騎手とちょうど良い条件に使ってくれた陣営に感謝するしかないですね。ありがとうございましたお願い

 

 

一方、同レースに出走していた勝負服ラジエル(5牝・ミスティックリップスの19 父ミッキーアイル)<嘉藤>ですが、スタートで隣の馬に寄られて最後方からの競馬。勝負処から上がり最速の脚を使って猛然と追い上げましたが、出遅れが響き、勝ったルージュブラゾンから0.6秒差の4着に終わりました。

 

(ルージュブラゾン)