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(↑レアリザシオン)

 

3歳未勝利サバイバル、苦戦が続きます…。

 

小倉3R・3歳未勝利(ダート1000m)に出走した勝負服レアリザシオン(騸・コロナシオンの21 父アルアイン)<小林>

 

タイムオーバー明けで2ヵ月ぶりの出走。最内枠から五分のスタートを切り、押して6番手につけます。しかし、勝負処でスムーズさを欠き、直線も目立った脚が使えず、勝ち馬から1.8秒差の8着に敗れました。

 

「スタートから積極的に出していきましたが、内枠かつ他馬も速かったため、あの位置が限界でした。道中の雰囲気は悪くなかったものの、4角で詰まり気味となってしまい、一旦ブレーキをかけるロスがありました。そこがもっとスムーズであれば、もう少し上の着順に来られていたのかなと思います。以前に乗せていただいた時よりも馬は良くなっていますし、最後まで競馬をやめずに走ってくれているのですが、上手くエスコートすることができませんでした」(幸英明騎手)

「今回はこれまでで1番良い状態で出走させることができましたので、変わり身を見せてくれないかと期待していました。最内枠でしたから、幸騎手には‟スタートが決まれば先手を取って欲しい”と伝えていました。ただ、五分に発馬を決めたものの、他馬の方が速かったですし、出ムチを入れてもあの位置が精一杯でしたね。砂を被っても止めようとすることはなかったですし、4角がスムーズであれば掲示板くらいはあったのかもしれませんが、勝ち切るところまでは厳しかったでしょう」(小林真也師)
 

星4戦目で初めて1ケタ着順となりましたが、勝ち負けにはほど遠く、この結果を受けて引退(サラオク行き)が決まりました

デビューから12着→13着→16着→8着、そのうちタイムオーバーが2度。この判断も仕方ないでしょう。

アルアイン産駒の気性の難しさ、そしてシルク追加募集が危険なことを思い知らされましたショボーン

 

 

続いて、小倉6R・3歳未勝利(ダート1700m)に出走した勝負服ルージュロッサ(牝・リヴィアローズの21 父オルフェーヴル)<武幸>

 

デビュー戦13着以来、3ヵ月の休み明け。五分のスタートから中団9番手の内につけます。しかし、向こう正面からムチを入れても反応が悪く、3~4角で早め一杯に。逃げ切った勝ち馬から3.6秒差の14着に終わりました。

 

「スタートを五分に出てくれたことで、思った以上に楽に欲しい位置を取ることができました。最内でラチに助けてもらいながら追走しましたが、道中はハミを急に抜いたかと思ったら今度はノーコントロールになってみたりと不器用で荒い面を見せていました。そこまで無理をしたわけではない中で3角を迎えたところで前脚が上がらなくなるなど苦しくなってしまい、最後は余力がまったくありませんでした」(中井裕二騎手)

「追い切ってからは軽めにとどめていましたが、雰囲気からもコンディション自体はすごく良かったですし、ジョッキーも積極策を選択して勝負に行ってくれたのですが、早々と苦しくなって見せ場すら作れなかったですね。なかなかバランス面が解消してこないのが、そのままレースに出てしまった感じで…。今日のレース内容から今後についてはオーナーサイドと協議させていただきます」(武幸四郎師)

 

星‟オーナーサイドと協議”という言葉が出たので、事実上の引退ですねチーン

出資馬でオープンまで行ったレッドローゼスの半妹ということで出資しましたが、脚元が弱く、心身が幼く、バランスの悪さもあって、ホント厳しかったです。東サラの非社台グループ生産馬は外れるリスクは高いとはいえ…お疲れ様でした汗