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3頭出しで臨んだ京都11R・マーメイドS【GⅢ】(芝2000m)でしたが…

 

勝負服エーデルブルーメ(5牝・父ハービンジャー)<福永>(川田)…2着

ラヴェル(4牝・父キタサンブラック)<矢作>(坂井)…5着

勝負服セントカメリア(5牝・父ドゥラメンテ)<高野>(西村淳)…6着

 

ということで、残念な結果に終わりました泣くうさぎ

 

展開が向かなかったの一言に尽きますが、2頭の逃げ争いが激化すると思われましたが、最内枠のベリーヴィーナス・藤懸Jがあっさり引いたので、最軽量ハンデ50kgのアリスヴェリテの一人旅に。1000m通過58.3でも時計の出る馬場状態だったので、マイペースの楽な逃げとなりました(JRA-VANもミドルペース判定)。今日は永島まなみ騎手に勝ってくださいというレースでしたね汗

 

 

1頭ずつ振り返ると、1番人気の勝負服エーデルブルーメ(5牝・アーデルハイトの19 父ハービンジャー)<福永>

序盤は無理せず後方からとなりますが、外目から徐々にポジションを上げて中団へ。勝負処からじわじわと進出し、4番手で直線を向き、良い脚を使って伸びましたが、セーフティーリードを保っていた逃げ馬との差はなかなか詰まらず、2馬身差に迫ったところでゴール。福永祐一厩舎の初重賞制覇は叶いませんでした。

 

「跨ってからも馬は適度に気合いが乗っている感じで、ずっとオンでは無く気持ちを抜かないといけない部分ではオフになっていましたし、良い雰囲気で競馬に向かうことができました。道中はこの馬のリズムを第一に走らせましたが、身のこなしは良かったですし、折り合いを含めて特に気になる部分はありませんでした。直線に向いてからも懸命に脚を伸ばしてくれましたが、今日は勝った相手を褒めるしかないですね…。あれ以上早く前を捕らえに行こうとすると、後ろの馬たちに差されていたでしょうし、今回はハンデ戦の斤量差の影響が大きく結果に響いてしまいました。それでも、エーデルブルーメ自身はレースで上手に走れていましたし、今後に向けて最低限の賞金加算ができたのは良かったです」(川田将雅騎手)

 

星ジョッキーはうまく乗ってくれたと思いますが、展開と4キロのハンデ差は大きかったです。次走は、変則開催で7/21小倉芝1800mで行われる中京記念【GⅢ】か、8/11に中京2000mで行われる小倉記念【GⅢ】でしょうか。それとも無難に牝馬限定のクイーンSかはてなマーク

追記)福永師は「1回使ってエリザベス女王杯」を考えているようです。

 

 

続いて、ラヴェル(4牝・サンブルエミューズの20 父キタサンブラック)<矢作>は11番人気で5着でした。

五分のスタートから6番手あたりの内で流れに乗ります。内を回って脚を溜め、直線は外目に持ち出してからしぶとく脚を使って3番手まで上がりましたが、ゴール前で交わされ5着。勝ち馬とは0.6秒差でした。

 

「調教と同じように最初の1~2角で力む面は見られたものの、途中から徐々に落ち着いてきてくれて、道中はうまく運ぶことができました。直線に向かうところでは2着はあるかなという感触で楽しみだったのですが、最後は脚色が鈍ってしまいましたね。もっと力む面が解消されれば理想ですが、それでも本当に頑張ってくれましたし、改めて能力がある馬だと感じさせてくれました。勝つことができず申し訳ありませんが、この競馬をきっかけにいい方へと向かっていってほしいです」(坂井瑠星騎手)

 

星ペースがある程度流れても、やはり力みが出てしまいますね。結果論ですが、今日の流れなら先行すれば面白かったかも。

 

 

勝負服セントカメリア(5牝・アドマイヤテレサの19 父ドゥラメンテ)<高野>は、後方待機となりますが、1~2角で力んでなだめながらの追走。中盤で何とか折り合うと、直線は馬群を捌いて馬場の真ん中を伸びましたが、上位争いまでは至らず。勝ち馬から0.6秒差の6着に終わりました。

 

「返し馬ではやる気を見せつつもムキになり過ぎることはなかったですし、馬の雰囲気はとても良かったです。前回と同様に序盤は馬のリズムに合わせて終いを活かす形を採りましたが、スタートしてしばらくはリラックスして走ることができていたものの、1角手前でファユエンが外から寄ってくると、ガツンとハミを噛んで力んでしまいました。向こう正面半ばでようやく収まって走ることができましたし、最後の直線では馬群を割ってしっかり伸びてくれただけに、前半の力みがなければもっとやれていたと思います」(西村淳也騎手)

 

星力んだのがすべてですね。気性面の難しい馬ですが、何とかもうひと踏ん張りしてほしいです。

 

Grace厩舎の今季初重賞勝利は、またもお預けとなりましたショボーン