今日は桜島フェリーで桜島に渡って大隅半島へ。映えスポットの雄川の滝や本土最南端・佐多岬などを見てきました。
先ほど旅から戻ったばかりですが、ダービー回顧を
ダービーはご存知の通り、9番人気の伏兵ダノンデサイルが優勝
横山典弘騎手は3度目のダービー制覇、安田翔伍師は初GⅠがビッグタイトルとなりました。
そして、エピファネイア産駒はダービー初制覇
しかも、キズナ産駒のジャスティンミラノを破って、父の無念を晴らした形です。
馬券は外れたけど、出資馬エピファネイアの子が悲願を達成して嬉しい限り
最下位もエピファネイアのビザンチンドリームでしたが。
それにしても社台F、好調が止まりませんね。
レースは1000m通過1分2秒2のスローペースで、典型的な先行決着。その中でインの好位、完璧な位置を取ったダノンデサイルに軍配が上がりましたね。結果論ですが、ジャスティンミラノとはコース取りと仕掛けタイミングの差でしょうか。
デサイルは1角で引っ掛かり気味に頭を上げていましたが、ノリ騎手がうまくなだめて2角では折り合っていました。さすがはベテラン。
不安の出た皐月賞をノリ騎手の判断で直前に回避して、レースのダメージなく立て直せたのも大きかったのでしょう。
まあ、今日はスローペースで、位置取りや騎手の仕掛けの差で勝負が分かれた部分が大きかったので、これで勝負付けが終わった感はまったくないですけど。
レース回顧は多くの方々もされているので、このぐらいで。
レース内容以外の部分で思ったことをいくつか。
社台グループのクラブ馬、特にノーザン系には横山典弘騎手はほとんど乗りません。
コメントが我々クラブ会員にとって気持ちよいものではないし、関係者側にとっても扱いづらそうな感じだし、ノーザン側にとってはポツンなど奇をてらった風の乗り方が気に入らないなど…そういったことが積み重なってこうなったのかなと。
ただ、安田親子はそんなことはお構いなくノリ騎手をずっと信じて使い続けてきたので、信頼関係が他とは違う感じ。この‟絆”が大一番で生きたなと思います。
そして、(あくまで噂ですが)セレクトセールで問題を起こしたジャスティンミラノのオーナーにダービーは勝たせなかったですね。しかも、被害者側(直接の被害者は中内田師で、中内田師と組んだダノンが気に食わなかったらしく)のダノンが勝つとは。
あと、血統についてですが、エピファネイア産駒でサンデーサイレンスのクロスがない馬はあまり走らないと言われていましたが、初めてクロスのない馬がG Iを勝ちました(クロスなしで重賞を勝ったのも、これまでイズジョーノキセキだけ)。
社台ファームはエピファネイアのサンデークロスのない馬が結構いるし、それが勝ったので、今後の種付けの傾向が変わってくるかもしれないですね。
最後に、サインの振り返りを。
(GⅠのサインをあげると、アクセスがスゴくて、一昨日、昨日と競馬部門1位でした)。
安田翔伍師の「伍」が⑤番に入ってサインと言いましたが、その通りに
皐月賞1、2着の枠がダービーも1、2着になったのもサインだったなあ(コスモキュランダとダノンデサイルが同枠)
あと、JRA70周年でCMもおめでたい紅白カラーでしたが(だいたいダービーはこんなカラーのCMが多いけど)、ダノンの紅白の勝負服が勝利しかも赤帽だから騎手が身にまとったのは赤と白のみ。まさに70周年のお祝いですね
ダノンデサイルは母父がCongrats(おめでとう)、これも祝JRA70周年にふさわしい名前でしたね。
(ダノンのサイン)