image

image

 

ヴィクトリアマイルに出走したナミュール(5牝・サンブルエミューズの19 父ハービンジャー)<高野>は人気に応えられず大敗チーン

 

馬体重452キロで、最終的には2番人気。パドックの雰囲気はいつものように良かったです。

スタートで後手を踏み、促して後方2番手に。しかし、モリアーナの横山典に外から被され、動くに動けない状況に。直線は外に持ち出さず馬群に突っ込みますが、狭いところに入って他馬を気にして伸び切れず。勝ち馬から0.5秒差の8着に敗れました。

 

「うーん、今日はいいところを出せませんでしたね…。初めて乗るので比較はできませんが、追ってから切れる脚が使えず、ジリジリした伸びになってしまいました。決め手が出なかったですね。パドックから、輪乗りのところまでちょっと落ち着きすぎているなと感じたので、もしかするとそのあたりも影響があったのかもしれません」(武豊騎手)

 

「スタートで前脚がちょっと上がってしまいがちという点はジョッキーにも伝えていたのですが、やはり出遅れてしまいましたね…。ただ、状態が本物ならそれでも終いは脚を使ってくれるはずですから、今日はちょっと首を傾げたくなります。東京コースは昨年の富士Sで勝っていますが、スパッと切れるという感じではなかったので、もう少し前々で運べれば違ったのかもしれません。直前の調教がちょっと強かったかなという気持ちもありましたので、まずはレース後の反動がどうかしっかり確認して、いったん放牧に出す予定です」(高野師)

 

星愕然としました。直線で外に持ち出さなかったことが1番の敗因かと。ジョッキーが外に持ち出す気がなかったのには、本当に怒りが込み上げます。負けるにしても、外を突いて負ければ納得いきますが、馬群を気にする馬にあの乗り方はないかと。出遅れて下手に促して動くに動けない位置取りになった、ドバイターフのドウデュースを見ているようでした。ジョッキーで負けたと言っていいかと。

高野師は2年半、武豊騎手を乗せていませんでしたが、恐らくレジェンドに気を遣って、やりづらいのでしょう。心配していた通りになりました。

 

安田記念より個人的には京都外回りの宝塚記念を目指してほしいですが、立て直しで春は休養かもしれませんね。

 

image