先日、ノーザンファーム空港へ見学に行った時の2歳馬リポートです
ブルージュ（2牝・サンブルエミューズの22 父ブリックスアンドモルタル）＜栗田＞
馬体重441キロ。坂路ハロン15秒台。
タフで調教をやっても馬体が減らなくなった。気持ちが強くて、とても楽しみ。まじめに走ってくれる。左後の血腫はまったく問題ない。ブリックス産駒は気の強い面があってカーッとなることがあるが、良い方向に出ている。6月下旬から7月の移動か。
厩舎スタッフの方の期待度が高かったです。姉ナミュールタイプのよう。
マイエレメント（2牝・ソートアフターの22 父エピファネイア）＜福永＞
馬体重490キロ・坂路ハロン15秒台。
今まさに成長真っただ中。体重が増えてきている。動きが良くなっている。福永師の要望で早めに入厩させたいとのことで、9日（木）に本州移動予定。課題はエピファネイア産駒らしい口の硬さ。ただ、うるさいわけではなく、コントロールはしやすい。
ちなみに、エピファネイア、モーリス、ダイワメジャーあたりは、カッとなって力みやすい傾向があるそう。
福永祐一師は自分で早く確かめたいのでしょうね。期待の表れと受け取ります。
ベイリークロア（2牡・ディープジュエリーの22 父エピファネイア）＜大久保＞
馬体重452キロ。坂路ハロン14秒台。
暖かくなって、毛艶や体つきが良くなった。体がしっかりして力強さが増した。筋肉がついて走る姿勢が良くなった。特に課題があるわけではない。能力ある。5月中に移動。マイルから中距離あたりか。
引き続き期待は高かったです。もう一回り大きくなってほしいのと、体力面の向上を
インターポーザー（2牡・インヘリットデールの22 父エピファネイア）＜高野＞
馬体重465キロ。坂路ハロン14秒台。
動き自体は良くなってきた。トモがまだ弱い。繊細でテンションが高め。気が乗りやすいが、コントロールが利かないわけではない。切れを感じる。
エピファネイアらしい良さも課題もあるとのこと。ポテンシャルは感じます。
ジーナアクトレス（2牝・ジーナアイリスの22 父ニューイヤーズデイ）＜高橋義＞
馬体重470キロ。坂路ハロン15秒台。
ひと冬越して競走馬らしくなってきた。筋肉がついて絞れてきた。乗りやすくて操縦性が良い。順調で6月中旬の移動をメド。ダート1600～1800ぐらいをイメージ。
この馬なりに、とても良くなっている感じです。
ルージュナリッシュ（2牝・レッドラヴィータの22 父ドレフォン）＜国枝＞
馬体重431キロ。坂路ハロン14～15秒。
小ぶりながらしっかりしている。時間はかからない。厩舎の馬房の空き具合との兼ね合いだが、5月か6月には移動できる。気が強そうで、マイルかそれ以下の距離かも。
関係者の口ぶりは冷静で、手応えはあまり感じませんでしたが、どうなんでしょう
NF空港の皆さん、ありがとうございました
