今週は福永祐一厩舎が早くもバズって、土日4頭出しで3勝
上には上がいて、中内田厩舎は土曜1日で5勝
では、天皇賞・春【GⅠ】の振り返りを。
2番人気、菱田騎手のテーオーロイヤル(6牡・父リオンディーズ)が好位抜け出しの横綱相撲で、人馬ともにGⅠ初制覇を飾りました。岡田稲男師もJRA初GⅠ、父リオンディーズも初GⅠと初物尽くし。
それにしても、三嶋牧場って2024年だけで重賞5勝目(テーオーロイヤルの3勝とシルクロードSのルガル、毎日杯のメイショウタバル)、社台グループのような大生産者でもないのにスゴいです。
レースはマテンロウレオの逃げで1000m通過59.7の平均ペースとなりましたが、テーオーロイヤルは4番手につけて流れに乗ると、勝負処から手応え良く外目を進出。2番手で直線を向くと、残り300mでディープボンドを交わして早め先頭に。最後はブローザホーンらの追い上げをしのぎ切って2馬身差をつけ快勝。生粋のステイヤーらしい実に強い内容でした。
2着、ブローザホーンは12番手と思ったより位置取りが後ろ過ぎましたが、直線では怒涛の追い込み。京都巧者らしい走りでした。エピファネイア産駒は早熟と言われますが、本馬のような晩成もいますので。
3着のディープボンドは、2番手から積極的に勝ちに行きましたが、最後は切れ負け。長距離界の安定勢力ですが、いかんせん勝ち味に遅いですね。
1番人気のドゥレッツァは3番手につけるも、壁が作れず少し行きたがっていました。その影響もあってか勝負処で早々と失速し、見せ場がなかったです。菊花賞ではスローペースに落として先行できたのが勝因でしたが、ステイヤーの資質が問われる流れとなって、厳しくなったような。戸崎ジョッキーも京都の長丁場が得意じゃないのでしょう。
3番人気、牝馬のサリエラは力みが目立ち、厳しかったですね。
4番人気、タスティエーラは中団の内につけ、モレイラが上手く乗っていたように見えましたが、直線では思ったほど伸びがありませんでした。距離が向いてないのもありますが、去年の良い頃には戻ってきてない気がしました。
ちなみに、馬券の方は、狙っていた5頭(タスティエーラ、サヴォーナ、ディープボンド、テーオーロイヤル、ブローザホーン)の中に1、2、3着馬がいたのですが、人気薄のディープボンド、サヴォーナの2頭から馬連で流したので外れ
悔しいです