東京11R・フローラS【GⅡ】に出走したカニキュル(3牝・シャルールの21 父エピファネイア)<菊沢>は惜敗ショボーン

 

馬体重494キロ(-6)で4番人気。テンションは高めでした。

外枠から五分のスタートも控えて後方から。序盤は壁が作れず、行きたがるのをなだめつつでしたが、向こう正面で落ち着いて、1000m通過59.7の平均的な流れを折り合って追走。勝負処も良い手応えで、後ろから3、4番手で直線を向くと、大外を突いて上がり最速34.0の脚でひと伸び。しかし、馬場の内目を通った上位勢を捉えるまでは至らず、3着に食い込むのがやっと。5、6番手から上手な競馬をした勝ち馬アドマイヤベルとは0.3秒差でした。

 

「気性面はポイントと聞いていたので慎重に臨みましたが、物見をしたり他馬を見たりしていて、聞いていた通りだなと感じました。ゲート裏では厩務員さんからも結構、気が入ってきているかもと言われたくらいですから、慎重になだめつつ競馬へ向かいました。ゲートはそれなりに出てくれたものの、枠なりの並びで外々でしたし、大きいギアの持ち主で小脚を使ってポジションを取りに行くより、前に壁を作ってリズムを整えることに注力しました。道中は気が入っていることでちょっと力みはありましたが、それでも何とか整えられたかなと思え、4角から直線の坂下までの手応え、勢いはとても良かったです。さすがに坂上になると周りと同じような脚色になってしまいましたが、まだ粗削りながら能力を感じる馬ですし、これからの成長にも期待したいです」(北村宏司騎手)

 

「条件は前走よりも確実に良かったですし、何とか2着までには…と思っていただけに申し訳ございません。直線前半は一気に突き抜けるかというくらいのいい勢いでしたが、最後は周りと一緒の脚になってしまいましたね。枠の並びもありましたが、開幕週と考えても上位馬の方がよりいいポジションでスムーズに運べていて、その差は大きかったと思います。悔しい気持ちも大きいですが、心身共にこれからの部分がある中で力は示してくれていますし、今日の走りも糧にして今後につなげていきたいです」(菊沢隆徳師)

 

星最後は良い脚を使いましたが、開幕週で後ろから大外ぶん回しでは届きませんね。テンション面に気をつけて後ろから無難に乗った感じですが、トライアルのここは着はいらないので勝ちに行ってほしかった。もう1、2列前につけていれば。ピロシはホント乗れてない…上位2頭とは枠の差ですが、それ以上に消極騎乗が痛かったですショボーンメンバー中1番強い競馬はしたと思いますが…悔しいです汗

 

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