フローラS【GⅡ】に出走するカニキュル(3牝・シャルールの21 父エピファネイア)<菊沢>が、最終追い切りを行いました。

 

美浦W・良(北村宏)81.9-65.4-50.7-36.7-11.5(馬なり)

アイヴォリードレス(古馬3勝C)馬なりの内1.3秒追走同入

 

「フローラSで行けそうかなと思えたこともあり、北村宏司Jには今朝の調教にも跨ってもらうことにして、2頭併せにしました。相手には僕が乗って直線で体を並べてしっかりと動かすような内容で、動きは良かったですよ。また、追い切り前のダクやハッキング、ゲートの確認もしてもらっています。スイッチが入っていないときの頼りなく思わせるところや、物を見るなど若いところが相変わらずあるので、そのあたりも事前に把握してもらったつもりですし、言葉でも事細かく伝えておきました。レースに関しても恐らくこうなるのではないかという見込みも話し合っています。東京に変わるのはプラスでしょうから、この馬の良さを引き出してもらえたらと思っています」(菊沢隆徳師)

(右・カニキュル)

 

星状態は前走より良いので、あとは当日落ち着いてレースに臨めるかどうか。同じ条件の東京2000を強い競馬で勝っているし、なんとか良馬場でやれそうなので、もちろん期待しています爆笑

 

 

一方、NHKマイルC【GⅠ】を視野に入れるアルセナール(3牝・サンブルエミューズの21 父エピファネイア)<木村>は、美浦ウッドコースで2週前追い切りを行い、85.2-70.3-55.2-40.1-12.2 をマーク。

 

「飛節の兼ね合いで探りながらの調整だったこともあり致し方ないですが、ちょっと余裕のある体で入ってきているので、そのあたりがポイントのひとつになるかなと捉えています。そのような状況でもあり、今週は向こう正面スタートの70-40ではなく、スタンド前から入っての長い距離で追い切りました。相手に対して先行して併入の内容で動き自体に問題はありませんから、負荷をかけたことで少しずつでも体が引き締まりフィットしてきてほしいです。飛節に関しては装蹄師さんとも相談しながら対応していることで今のところ大丈夫ですよ。NHKマイルCに使えるかどうか微妙なラインのようなので、場合によっては前倒しなど他のレースを視野に入れる可能性もゼロではないかもしれませんが、際どいところのままなら待つ価値があると期待している馬ですから、できればマイルCへ向かうつもりでしっかりやっていきたいと考えています」(木村哲也師)

 

星微妙なボーダーラインで、可能性がほぼないなら1週前のスイートピーSを使うかもしれませんが、運も味方してくれますようにお願い