落馬骨折したルメール騎手ですが、自身のインスタで元気そうな姿を見せてくれました
「みなさんこんにちは。応援メッセージありがとうございます。
今朝は気分がいいです。また活動できるのを楽しみにしています」
とコメント。まずはひと安心です。
桜花賞のチェルヴィニアはムルザバエフでしょうか
そんな、ルメール騎手がもし落馬せず、スターズオンアースやデルマソトガケに乗っていたら、ペースを読んで前につけていたでしょうから、レース展開も結果も大きく変わっていた気もします。
一方、川田将雅騎手は乗れてなかったというか、ペース判断が冴えませんでしたね。
特にドバイシーマクラシックのリバティアイランドは、超スローで前が楽をしているのは明らかなのに後方でゆったり構えて(ディープインパクトにでも乗っているのかと)。騎乗ミスと言われても仕方ないところ。
川田騎手は「とてもいい雰囲気で競馬を迎えられました。スタートもしっかり出て、道中のリズムも良く、いい走りをしてくれてたと思います。直線で動こうとしていますが、これが今日のこの馬場での精一杯の走りだと感じます。1番良い結果を得られませんでしたが、初めての海外遠征で様々なことに順応しながら頑張ってくれた彼女の頑張りに感謝しています」とコメント。また「見た目よりタフな馬場だった」とも言っており、結局は「馬の力や馬場適性で自分は悪くない」ですからね
まあ、馬本来の距離適性も2400mじゃなく、1600~2000mなのかもしれませんが。
一方、ドバイワールドカップのウシュバテソーロは追い込み脚質で、ポジションを取りに行けない馬だから、この敗戦は仕方ないのかもしれませんが…
「とても具合がよく競馬を迎えられて、彼らしく走りながら、セニュールバスカドールはしっかりとつかまえてゴールに入ってくれましたけど、はるか先に勝ち馬ローレルリバーがいたので、前哨戦を勝った時点で1600mを勝った馬ではありましたけど、強い勝ち方をしていましたので距離だけがどうかというところでしたが、2000mでもあれだけしっかりと走られてしまってはどの馬にとってもノーチャンスだったなと思いますし、ウシュバはウシュバで全力の走りをして、サウジで負けた相手を捕まえてくれたので精いっぱいの走りをしてくれたと思います」(川田騎手)
ここも自分のせいではありませんということで
ダート界のサイレンススズカがいたということでしょうが、勝ち馬が想像以上に強かったとはいえ、陣営ももうちょっと作戦を考えてよって感じです。ウシュバテソーロをアシストしようと、同じ馬主のウィルソンテソーロが鈴をつけに行くかと思いきや、まさかの後方待機で大逃げを許してしまうという…これには唖然としました。欧州の調教師や中東の馬主は複数出しでチーム戦で勝ちに行こうとしますが、日本はいまだ1頭ずつ。このあたりの戦略が、欧米と日本との1番大きな差ではないでしょうか。