東サラ明け2歳出資馬６頭の近況を
レッドカーディナル（♂・レッドベルローズの22 父レイデオロ）＜鹿戸＞馬体重414kg（前月比+14）
【社台F】
良好なコンディションを維持していて、年明けも順調に立ち上げることができました。現在は、ハロン17～18秒ペースで坂路を駆け上がった後で周回ウッドコースに移り、1000mのキャンターを行うメニューなどに、意欲的に取り組んでいます。常に前向きで、乗り役の意図通りに動けることが、有力なセールスポイント。馬体はコンパクトですが、肉付き良好で、バランスの良さも光っています。
コメントは盛っている感はありますが、少しでも馬体重が増えて良かったです
レッドベルダンス（♂・ダンシングラグズの22 父レイデオロ）＜手塚＞馬体重461kg（+7）
【NF早来】
年明け5日から騎乗運動を再開。牧場の中でも、最もトレーニングが進んでいるグループに属していることもあり、すでに3ハロン46秒ペースの坂路調教も行っています。身のこなしは相変わらず軽快で、抜群の手応えを感じる、中身の濃い走りを披露しています。気性が素直で、とても扱いやすい若駒であることも強調材料。キ甲が抜けてきて、馬体のバランスもより整ってきました。
危うかった気性が大きく改善され、心身ともに大人になってきました。１番進んだ組で動きも良いようで、期待が高まります増資したくなるなあ
ルージュナリッシュ（♀・レッドラヴィータの22 父ドレフォン）＜国枝＞馬体重449kg（+2）
【NF空港】
馬場が凍ってしまい、使用できない期間があったため、年明け8日から騎乗運動を再開しました。すでにハロン17秒ペースの坂路調教も行っていますが、乗り役の指示に従いながら、安定感の高い、とてもしっかりとした走りを披露しています。1歳時にはやや気持ちが先行してしまう面も見受けられましたが、ここに来て落ち着きが増し、何事にも冷静に対応するようになってきました。
まだまだといった感じながら、気性が良くなってきているのは良い傾向ですね
レッドフェルメール（♂・インディゴブルーの22 父エピファネイア）＜藤原＞馬体重448kg（+27）
【吉澤ステーブル（BTC）】
飛節後腫が出たこともあり、年明けはゆっくりと立ち上げました。すでに乗り運動を再開していて、緩めのペースでの坂路調教も行っています。休養期間を設けたことが良い作用を生み出していて、必要な部分の肉付きが増し、馬体のシルエットも逞しくなってきました。馬房ではヤンチャな一面も見せる、いつも元気な若駒ですが、調教中は上手に気持ちをコントロールすることができています。
楽をさせて馬体重がかなり増えたのは良かったです。これからの変わり身に期待
レッドイステル（♂・ダーヌビウスの22 父エピファネイア）＜友道＞馬体重491kg（-2）
【三嶋牧場（BTC）】
年明けも順調に立ち上げることができました。まずは屋内周回コースにおける2400mのキャンターから始め、現在はハロン17～18秒ペースの坂路調教も行っています。パワフルでありながら、硬さ、重苦しさを感じさせない走りが特徴。芝、ダートともに高いレベルでの対応が可能と感じています。気性面には幼さも残していますが、聞き分けの良さもあり、決して難しいタイプではありません。
ここまで順調に進んでおり、引き続き楽しみです
ルージュラティーナ（♀・レッドジェノヴァの22 父サトノダイヤモンド）＜池江＞馬体重470kg（-5）
【社台F】
年明けに熱発があり少し休みましたが、順調に回復し、すでに3ハロン48秒ペースの坂路調教も行っています。まだトモに緩さもありますが、坂路での走りはしっかりとしていて、最後まで力強く走り切ることができています。周回コースでは時折、尻っ跳ねするなど、気性面での幼さも残しているだけに、じっくりと進めていく方針。素質は高く、今後の変わり身が楽しみな期待馬です。
力強い動きができていました。高評価に違わぬ成長をみせてほしいですね
