コーディアル(5牝・ボンジュールココロの18 父エピファネイア)<高野>に突然の悲報ガーン

 

「先週後半から終い15秒の調教を取り入れ始め、さらにジワッとペースを上げていこうという段階だったのですが、今日になって歩様が乱れてしまいました。やはり以前からのウィークポイントである左トモが原因のようで、ただ今回は半腱半膜様筋の痛みというよりは股関節など奥の方のダメージだろうということで、ここから立て直して万全の状態でレースを使っていくとなるとかなりの時間を要すだろうという獣医の所見です。次走に向けてペースアップしていこうという段階でこのようなことになり申し訳ありません」(NFしがらき担当者)

 

「牧場サイドとは阪神開催あたりを目標に移動日程を考えていこうという話をしていたところでした。トモに関しては厩舎でも踏み込みの状態など常に慎重に状態を見極めながら調整してきたものの、ウィークポイントであることは間違いないですし、徐々に負担が重なっていっていたのかもしれません。これだけの素質馬ですし、なんとかあと1勝と考えていただけに残念です」(高野友和師)

 

左トモの故障で回復には時間を要し、牝馬引退時期の6歳3月までに出走することは難しいため、競走馬登録を抹消し、引退することになりました。

 

星3歳時に2勝をあげ、ローズS【GⅡ】に出走するほどの馬でしたが、大型馬でトモが弱いこともあってか、エピファネイア産駒に見られがちな古馬になっての不振にショボーン成績の下降とともに放置プレーとなり、早めに繁殖入りした方が…という雰囲気だったので、これも仕方がないですね。

通算14戦2勝とそこそこの成績なので、ノーザンFで繁殖入りさせてくれるとは思います。ただ、Our Bloodになっても1、2年でノーザンから放出されるパターンが多いので、早めに繁殖として結果を出してほしいですね。

まずは、お疲れさまでした。