先週土曜の阪神9R・出石特別(ダート1800m)を圧勝したグーデンドラーク(4牡・ベルスリーブの19 父ハーツクライ)<池添>ですが、このレースから『コンプレッションフード』という馬具を使用しました。

メンコの下に着用するピッタリと顔を覆うマスクのようなものです。人間でいうスパッツ、サポーターみたいなイメージでしょうか。


↓コンプレッションフードをつけた写真がこちら

顔の3分の2ぐらいをピッタリ覆うもので、メンコの下から見えています。


落ち着きがなく集中力に欠ける馬、緊張しやすい馬に効果があり、このところ流行っているそうです。
馬の顔にあるツボを圧迫することで、馬に安心感を与え、落ち着きが出るため「ゲートの出が良くなった」という声も。

 

実際、グーデンドラークも近走は出遅れ続きで力を出せていませんでしたが、これを着用して五分のスタートを切って先行できたため、圧勝劇につながりました。もっと早く着用させてよ、と言いたくなりますがあせる

 

自分の過去の出資馬では、奥村豊厩舎で重賞2勝のディアンドルもコンプレッションフードを着用していたようです。

 

 

馬具といえば、とても効果があると思うのが「クロス鼻革」。

馬が口を開けにくくなり、顎をズラすような動きを防止できるため、ハミ受けや口向きが良くなり、操縦性や集中力を高める効果があります。

最近ではダービー馬タスティエーラ(写真)が使っていたし、ドゥラメンテカフェファラオサリオスといった堀厩舎の馬はかなりクロス鼻革を使っていた印象です。堀厩舎以外では国枝厩舎のアーモンドアイも一時期使っていたかと。

我が出資馬も口向きが悪い仔が多いので、もっとクロス鼻革を使ってほしいですよ。

 

まあ、調教師さんは若馬のうちから矯正馬具をつけたがりませんが、1~2戦ダメなら早めに処置してほしいのが本音。早いうちに結果が出ずに放牧が長引くと、あっという間に未勝利引退コースですから笑い泣き