札幌3R・3歳未勝利(芝2000m)に出走した勝負服ルージュナディア(3牝・スマートチェインジの20 父Kingman)<国枝>

 

馬体重は前走と変わらず432キロ。8番人気でした。

五分のスタートも積極策は取らず、6番手の外につけます。1000m通過1分2秒6と開幕週としては超スローな流れの中、勝負処から仕掛けましたが反応はイマイチ。直線では早めに一杯となって後退。逃げ切った勝ち馬から2.1秒差の10着に終わりました。

 

「距離のこともあったので後ろから行こうかとも考えていたのですが、スタートを出ましたし、外から被される感じもなかったので馬なりでポジションを取りました。道中は周りを気にすることもなく、いい感じに追走できましたよ。すぐ前の馬があまり動かない感じだったので、3角あたりから少し外に出して上がっていこうとしたのですが、溜まっている割にはグッとくるところがなく、最後はガス欠になってしまいました。新馬の時は内容も良かったので成長してくれば勝てると思っていたのですが、期待ほど変化がなかったですね。気持ちの面でも難しいところがあるのでいろいろと試させてもらったのですが、結果に結びつけることができませんでした」(横山和生騎手)

「新潟競馬場に臨場しているためモニターでの確認となりましたが、スタートを出てくれて、道中も折り合いつけてレースを進めることができていたように思います。仕掛けどころからもスムーズに上がってくれましたけどね。直線では思ったほど伸びてくれませんでした。前目で運んだ馬たちでの上位決着でしたから、もっと頑張ってくれるかと思ったのですが、距離的なものもあるのかもしれません。今回で3走成績による3アウトとなってしまい、2ヵ月の出走停止。未勝利戦の期間内での出走は不可能な状況ですので、この後どうするか考えないといけません。これだけの血統馬を預けていただいたにも関わらず、このようなことになってしまい大変申し訳ありません」(国枝栄師)

 

星3アウトで事実上の引退が決まりましたショボーン

ラストは中途半端な騎乗ではなく、一発狙いで逃げてほしかったパンチ!弟・武史がハナを取ったから絡まなかったのでしょうが…。全レースで和生が乗ったのが出資者としては1番納得がいきません。1度ぐらいルメールを乗せていればあきらめもつきますが…。

他馬をかなり気にする気性面が勝ち上がれなかった1番の要因でしたが、結局は1度もブリンカーをつけず。陣営ももう少しやりようがあったかと。

新馬4着で3戦目も4着でしたが、そのあと3戦続けて2ケタ着順。使うたびに悪くなっていた感じ。外国産牝馬は混合戦しか使えないのも厳しかったですね(もう外国産牝馬には出資しないでしょう)。

まあ、もともと繁殖入り後の母馬優先狙いも込みでの出資なので、良い仔を出してくれれば。お疲れさまでした。

(去年8月 NF空港にて)