東京6R・3歳新馬(芝1800m)に出走した勝負服ルージュナディア(♀・スマートチェインジの20 父Kingman)<国枝>

 

馬体重438キロで単勝3番人気。パドックでは雰囲気も良く、落ち着いていました。

五分のスタートから押してポジションを取りに行き、2番手につけます。1000m通過1分2秒8の超スローな流れながら4角あたりの手応えがもうひとつ。直線を向いて早めに追い出しますが、じりじりとした脚でなかなか前を捉えられず逆に離されます。残り200mで持たれ気味になり、後続にも交わされ4着でフィニッシュ。逃げ切った勝ち馬からは0.6秒差でした。

 

「ゲートは出ないのかなと思っていましたが、うまく出て番手につけられました。逃げ馬に残られたのは仕方がありませんが、後ろから差されたのは、思ったより苦しくなったのだと思います。攻め馬で懸念していたところが出ていたので、精神面の成長に期待したいです」(横山和生騎手)

 

「輸送も上手くクリアしましたし、パドックや装鞍所でも落ち着いていました。歩様も良かったし、返し馬のフットワークもスムーズでした。ゲートの出も良かったし、二の脚もついてスムーズに番手の位置を取れたのでこれならと思ったのですが、最後は決め手の差が出てしまいました。この馬なりに脚は溜まっていたのですけどね。それに、最後に甘くなったところを見るといくらか距離も長いのかもしれません。横山騎手は『良い形で運べたので、あそこまで来たら2着には踏ん張りたかったですが…。でも、この馬のパフォーマンスは出してくれたと思います』と話してくれました。気持ちが切れることもなかったし、収穫はあったと思います。状態を見ながらになりますが、権利内で使えるのであれば続戦したいと考えています」(国枝栄師)

 

星期待していただけに残念でなりませんショボーン内の先行有利で2番手につけながら直線で伸びあぐねたのは、他馬を気にするので、早めに内外から来られて怯んだこともあるでしょう。それにしても、もう少し脚を使ってほしかったですね。師の言うように、少し距離が長かったかも。いずれにしても、初戦を使ってこのあとどう変わるかが大事なので、次こそは結果を出してほしいです!!

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