阪神JFに出走するナミュール(2牝・サンブルエミューズの19 父ハービンジャー)<高野>が最終追い切りを行いました。

 

栗東坂・重(C.デムーロ)54.0-38.4-24.4-11.8(末強め)

ハリーオンダウン(2歳未勝利)一杯を0.5秒追走0.8秒先着

 

「今朝はクリスチャンに乗ってもらって坂路で併せて追い切りました。攻め駆けする馬を先行させてペースを作り、それを追走する形から徐々に動いて、最後1ハロンで仕掛けるという内容です。ゆったりした入りからしっかりコンタクトを取って、ラスト1ハロンはグッと動いてくれましたし、ジョッキーも“Very good”と言っていて、反応の良さを特に褒めていました。これでしっかり力を出せる状態に整ったと言っていいでしょう」(高野師・クラブHPより)


「この前、東京競馬場へ初めて行った時の堂々とした仕草とか、全てをパニックせずに受け入れている姿を見て、阪神でも大丈夫かな、と思いますし、普段はコース調教で左回り、右回りともに乗っていますが、特に左右の癖というのはありませんから、右回りは初めてですけど心配なくこなしてくれるだろうと思っています。強みになる部分はトップスピードに入った時の脚の速さですかね。
すごく強い馬たち、重賞の実績を積んできた馬たちが相手になりますし、他も素質馬がいっぱいいる中の競馬になるので、馬は大変かなと思いますけど、ナミュールもその一角に入っていると思っていますので、臆せず戦っていける能力はあると思います」(高野師・会見コメントより)

 

「(追い切りの感触は)すごくいい感じでした。終いはいい瞬発力を確認することができました。体調は良さそうです。過去のレースをみると楽に勝っている。今回もメンバー的にチャンスがある。いいパフォーマンスをみせてくれると思います。
阪神マイルはいいコース。外回りだし、ごまかしの利くコースではない。強い馬に乗っていれば力を発揮できる。この馬は重賞を勝てるレベルにある。日曜日が終われば分かりますよ。頑張ります」(C.デムーロ騎手)

 

星追い切り映像を見ましたが、軽く促しただけでスパッと切れて、本当に反応が良いですね。高野先生も自信ありげだし、ジョッキーも“日曜が終われば分かりますよ”とはしびれるコメント。ドキドキ、ワクワクラブラブ週末が待ち遠しいですグラサン