日曜新潟10R・阿賀野川特別(芝2200m)で10着に敗れた勝負服グロンフォール(6牡・キラーグレイシスの15 父ハーツクライ)<新開>の引退が決まりました汗

 

馬体重588キロ(-2)で12頭中11番人気でした。レースは序盤は後方に位置し、向正面で捲っていきますが、勝負処でペースが上がると遅れを取り、後方のまま流れ込んだのみ。勝ち馬から2.4秒差でした。

「野中騎手とは『ここ最近は淡白な競馬が続いているし、刺激を与える意味でも良い位置につける競馬ができれば』と打ち合わせていました。ただ、スタート後はあまり進みが良くなくて、序盤は後ろからの競馬になってしまいました。向正面に入ってペースが落ち着いたタイミングで、外から上がって行ってくれたものの、3角辺りから段々とついていけなくなってしまいましたね。体力的に厳しくなったというわけではなくて、どうも馬がこれくらいで良いやと競馬を投げてしまっているような印象があります。もしかすると、馬が骨折した箇所を気にして、知らず知らずの内に自ら力をセーブしてしまっている部分があるのかもしれません。改めての芝で良いところが見せられればと思っていましたが、結果を残すことが出来ず申し訳ありません」(新開師)

近走の競走内容(12-8-10-9-10着)を踏まえて引退が決定しました。

 

星通算18戦2勝。3歳1月の新馬戦から576キロと超巨漢でしたが、ルメール騎手を背に中山ダート1800mを捲って大差勝ち。豪快な勝ちっぷりで当時は期待が大きかったです。しかし、その後は巨漢馬らしくズブくて不器用で勝ち味に遅く、もどかしい日々が続きました。4歳4月に同じ中山ダート1800mで2勝目をあげたものの、その後は骨折もあって頭打ちに。結局は大きすぎる馬体が出世を阻んだと言えるでしょう。

ファンドは解散しますが、地方で長く頑張ってほしいですね。お疲れさまでした。