札幌5R・2歳新馬(芝1500m)に出走した勝負服ルージュレイア(2牝・ドリーフォンテインの19 父ハーツクライ)<尾関>

 

馬体重440キロ。パドックでは物見をして気合不足の印象。単勝4番人気でした。

課題のスタートは普通に出て4、5番手につけます。新馬戦らしいスローペースの中、スムーズに追走。4角から仕掛けていき、5番手で直線を迎えますが、タイトなところを突こうとして不発。逃げ馬が楽に逃げ切った中、0.7秒差の6着に終わりましたショボーン

 

「装鞍所では落ち着いていましたが、パドックではカメラのシャッター音や裏の道路を車が通る音に時折驚いたりしていましたね。それでもそこまでカリカリしている感じはなかったですし、返し馬の雰囲気は良かったと思います。金曜日にゲート練習をおこなったところ、ゲート試験を2回落ちた時同様にスタートでスッと出られない感じだったので、事前にジョッキーとも相談して、返し馬が終わってからレースまでの間にゲート練習を行いました。レース本番は中で少しソワソワしていましたが、運良くタイミングが合ったような感じだったので、この後もゲート練習は必須になってくると思います。道中はリズム良く走れていましたし、脚もちゃんと溜められて、前半はスムーズな立ち回りだったのではないでしょうか。ただ、新馬戦特有の落ち着いた流れになって、直線はヨーイドンの形。その辺はレイアには合わなかったですね。ジョッキーからは、距離はもう少し延びても大丈夫そうとのことでした。レースを使ったことで次はレース慣れもあると思います。上がりの状態を確認してから、今後のプランを決めさせてもらいます」(尾関師)

 

星うまくスタートを切れたので番手につけてほしかったですね。番手なら上位争いできたでしょう。スローペースで直線ヨーイドン、脚色が一緒になって後ろからでは出る幕がなかったです。横山武史騎手らしからぬ消極策でした。たった1戦ではわかりませんが、距離がもっとあった方が良さそうな気はしました。叩いてピリッとして変わり身を見せてほしいです。