アガラス(5騸・ロッシェノワールの16 父ブラックタイド)<古賀慎>がまさかの故障引退ガーンガーンガーン

 

【NF早来】

右前脚種子骨靭帯の症状を確認したうえで調教を開始しましたが、再び右前脚の歩様が悪化してしまいました。そこで、再度検査を試みたところ、これまでの懸念が右前脚内側の種子骨靱帯の炎症だったのに対して、今回は右前脚外側の種子骨靱帯が悪化していることが判明しました。現状から判断すると、長期にわたる休養が必要であり、また今後の調整過程で再発することも十分に考えられます。去勢手術を施し、再起を目指していましたが、復帰を果たせずに終わってしまう可能性を考えると、これ以上のお時間はいただけないと判断し、古賀慎明調教師と協議した結果、本馬を引退させることにしました。

<クラブHPより>

 

星脚元が良くなっていざ調教開始というところで、突然の故障引退に驚くばかり。とにかく悔しい、残念でなりませんショボーン

1歳募集時から馬っぷりの良さで評判が高く、2歳6月の東京芝1800mデビュー戦で楽勝。ところが、なぜか使ってしまった2戦目のコスモス賞で、ルメールが渋った馬場の中、無謀な逃げを打って目標にされてしまい、地方のナイママに差されて2着。そして、3戦目の東京スポーツ杯2歳Sでは、ビュイックに乗り替わり、鋭い脚で直線追い込んだもののハナ差の痛恨2着惜敗。3歳になると、どんどん歯車が狂い始め、ノーザンFの他馬との使い分けで謎のレース選択が続いて最悪の流れ。ダービーに出られたのにダート戦を使って大敗するなど、陣営の迷走ぶりには呆れ果てるばかりでした。古馬となってからも適性を把握しきれず、勝ち味に遅いレースが続き、2勝目をあげられないまま。そんな中で脚部不安を発症。当初はそれほど酷い感じは受けなかったものの、ここにきて突然の引退となってしまいました。

古賀慎明厩舎じゃなかったらこんなことはなかった…その一言に尽きますムキーサラブレッドは人を選べません。出会うホースマンとの運があるかどうかで、その能力を発揮できるかが決まってくると言っていいでしょう。とにかく、運がなかったです汗

悔やんでも悔やみきれませんが、今はお疲れ様というしかありません。ありがとう、アガラス。