17日(月)に高市圭二調教師がお亡くなりになりました。

64歳とまだ若いのに、癌を患っていたとのことで残念です。

騎手としてJRA90勝、調教師として299勝をあげていました。

1番の想い出は、何と言っても、2000年の帝王賞、東京大賞典を制した“砂の女傑”ファストフレンド(父アイネスフウジン)ですね。ちょうど私が中継担当をしていた頃で、とても印象に残っています。第1回ジャパンカップダート【GⅠ】で、蛯名正義騎手を鞍上に堂々の1番人気、結果は5着でしたが(勝ち馬ウイングアロー)。

あとは、鹿戸雄一(現調教師)騎乗で、地方交流を含め重賞8勝のビーマイナカヤマですかね。大西直宏を背に福島記念を勝ったミヤギロドリゴもいました。

その後は、そこまで強い馬はいませんでしたが、去年はシングンマイケルで中山大障害に優勝。久々のGⅠ勝利を飾っていました。通算勝利数こそ少ないですが、非社台系の馬でこれだけ重賞を勝てば御の字でしょう。

後藤浩輝騎手を殴って制裁を食らったように激情型のイメージでしたが、私は20年ほど前にお話したときには温厚かつ気概のありそうな方でしたね。

謹んでご冥福をお祈りいたしますお願い

(↑ファストフレンド)