京都9R・白川特別(芝2400m)でG1レーシングマスターコード(5牡・父ハービンジャー)<吉村>が優勝クラッカー

 

馬体重は466キロ(+2)で、4番人気でした。

五分のスタートから後方8番手あたりを追走。勝負どころでは内で動かず脚を溜めると、直線では最内を突いて、上がり最速33.9の末脚で差し切り勝ち。およそ1年ぶりの勝利をあげました。

「近走が小回りコースばかりだったので、イメージしにくい部分はあったものの、勝つなら内からロスなくの形かなと思っていました。内枠でもありましたし、考えていた通りのレースはできましたね。ただ、道中ずっと左に張っていて、難しさも感じました。特に直線では、左へ左へと行こうとするので、なんとか体勢を立て直しながらでした。なので、ステッキは一発も入れていません。それで勝つのですから、大したものだと思います。広いコースでも問題ありませんでした。むしろこういった左に張る面を考慮すると、今日はかえって良かったくらいかもしれません。力はありますので、上に行っても楽しみです」(和田騎手)
 
「安定感が増しつつもなかなか勝てていなかったので、ホッとしています。左に張るという難しいところも見せましたが、京都コースで結果を出せたというのも、今後に向けて大きいですね。この後は状態を見てからですが、一旦リフレッシュを挟む方向で考えています」(吉村師)

 

星まずは、テン乗りの和田騎手がうまく乗ってくれました。あんな上手な競馬ができるんだったらこれまでは何だったのかって感じですよ。まあ、これまではローカルでジョッキーがジョッキーだったので参考外の面もありますが…。

直線では左に張ってまともに追えない感じだったので、口向きの悪さが解消できればもっとやれそうです。いずれにしても、中央場所で上がり33秒台の脚を使って強い勝ち方ができたことで、ローカル長距離のイメージが払拭され、上のクラスでもやっていけそうな手応えが感じ取れました。本当に良かったです爆笑

 

PS)このレースはハービンジャー産駒のワンツー。ヴィクトリアマイルのノームコアもハービンジャーで、重馬場巧者だけではない、パンパンの良馬場でもいけることが証明できましたね。