2025年1月2日(木)宝塚大劇場にて、宙組『宝塚110年の恋のうた/Razzle Dazzle』を観劇しました。

 

お芝居『Razzle Dazzle』キャスト別感想の続きです。

ネタバレを含みますので、まだ知りたくない方は読まない方が良いかも。

それでは、まいりましょう。

 

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★瑠風 輝(98期・研13)

シャーリーン・ムーア

人気映画女優。レイモンドの元カノ

 

長身の瑠風くんが、まさかの娘役(女役と言うべき?)

175cmにハイヒール、豪奢なドレス。

スーパーモデルさながら!(女優だけど)

 

レイモンドの元カノで、わかりやすく地位と名声とお金目当て。

会うと「よりを戻さない?」と粉をかける。

良くも悪くも裏表も悪気もない、シャーリーン。

レイモンドの賭けをドロシーの前でペラペラ。

デリカシーのカケラもない(汗)

突き抜けた陽性キャラ過ぎて、まったく憎めない。

 

映画撮影では女優オーラを放出。

トニー(桜木みなと)に寄り添った時の膝折が可愛い。

こういう時、乙女なもえこちゃんが出て来ますね。

 

田渕大輔先生が、瑠風くんにこの役を当てた采配に拍手。

男役として体格に恵まれた瑠風くん。

スター候補生として育成されるも、今ひとつ殻を破れなかった印象。

シャーリーン役で、新たな魅力を開拓。

 

娘役としても男役としても、発声や歌唱に優れた生徒さん。

綺麗で可愛い声に驚くやら、耳をそばだてるやら。

耳に心地よい可愛らしさです。

(not アニメのヒロイン声)

 

ゴージャスな容姿

綺麗な発声

可愛い膝折り

数々のアホアホ発言(台詞ですよ)

インパクト大の大型美女、爆誕!

 

 

★天彩峰里(100期・研11)

アビゲイル・ウィンターズ

レイモンドの婚約者。通称アビー

 

天彩さんは何をやっても巧いですね。

歌も、芝居も、ダンスも。

滑舌の良い台詞、よく通る歌声が聴こえてくると、それは大抵、天彩さん。

 

レイモンドから毛嫌いされている婚約者アビー。

曰く、「金目当てだから」という事。

 

アビーは無表情なクールビューティ。

でも、別に意地悪ではない。

賭けを焚きつけはしたものの、トニーをライバル設定したくらいで。

むしろ、最終的にドロシーの誤解を解いた立役者はアビー。

 

作品紹介では「嫌な女」風に書かれていましたが、あれれ?

そんな事ないのでは…?

不愛想だけど、他者を陥れたりしないし。

むしろ、ニコニコ味方面して裏で画策する方が怖いやん。

 

この人物設定は、天彩さんの為だったのかな?

「嫌な人だと思いきや、実はいい人なのでは…」

この心理変化で、アビーは好印象に。

 

この心理変化は多かれ少なかれ、中の人(天彩峰里)を見る目にも影響するかもしれません。

 

天彩さん以外にも、類似の役を振られている生徒はいます。

この話、このキャラクター設定は、今の宙組だから意味があると思います。

田渕大輔先生なりの「ひとひねり」であり、エールなのでは。

あくまでも、私の想像ですが。

 

 

★松風 輝(92期・研19)

リチャード・ウィンターズ

レイモンドの後見人。アビーの父

 

複数の企業を経営する、やり手ビジネスマン。

アビーの父親であり、レイモンドの後見人。

 

娘と甥を結婚させ、遺産の散逸を防ごうとしたのかな。

支配層あるあるですね。

藤原氏もガンガン娘を天皇家に嫁がせ、我が世の春を謳歌したように。

(ハマリましたよ、『光る君へ』)

 

リチャードパパも主人公を妨害する役割。

でも、最後はレイモンドをアシスト宣言。

最初がいけすかないと、変化したら「実はいい人なんだ」と思えます。

 

アビーと同じ作用を期待したのかな。

もしそうなら、田渕先生のエールですね。

…といっても、私の想像なんですが part.2

 

 

★秋奈るい(97期・研14)

フランク

レイモンドの執事 兼 Razzle Dazzle支配人

 

レイモンドが買い取った高級ナイトクラブ Lazzle Dazzle 支配人。

にこにこ、気の好さそうな初老の紳士。

 

秋奈くんはさりげなく役幅が広いんですよね。

包容力ある花屋の店長(夢現の先へ)

冷徹なFBI捜査官(カルトワイン)など。

それぞれの役の持ち味を引き出す秋奈くん。

 

本作のフランクは出て来るとホッとします。

幼い頃からレイモンドを側近くで仕え、見守って来たんだろうな。

…と思わせる癒し系キャラ。

 

 

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今回は書くことの核は決まってましたが、書き方は迷いました。

立ち止まっても内容は変わらないと思い、率直に書きました。

 

今回は「田渕大輔先生の視点」を想像してみました。

これからも視点を変えて、考え続けていくことでしょう。

 

たまたま宝塚で起こった事ですが、あらゆる処で起こり得ることだと思うので。

決して他人事ではないと思っています。

 

 

∇感想つづきます

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