2024年7月6日(土)宝塚大劇場にて、雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』が初日を迎えました。
ネタバレしますので、まだ知りたくない方はこの先へ進まれませんよう。
★プログラム
ベルばらプログラム、何度も見返しています。
どこのページも美しくて。
彩風咲奈写真集フェルゼン版です。
ふだんの男役姿の写真もあります。
スッとした立ち姿が実に美しい…。
特にフェルゼンの髪型と軍服が似合い過ぎて。
スウェーデンに行けば会えますか?
(宝塚大劇場に行けば会えます)
(ただし、期間限定)
夢白あやとのツーショットも美麗なり。
さらに、その背後で寝っ転がってる人がまた美しい。
ピンぼけしてるのに、匂い立つ美…!
某朝美オスカルが寝っ転がってるアナザーショット希望。
池田理代子先生の美しい絵も掲載。
アントワネット&フェルゼン
オスカル&アンドレ
それぞれのツーショット。
フェルマリはヴァレンヌ亡命計画の場面です。
国王一家をパリから脱出させ、途中までフェルゼンが馬車を駆ります。
…が、計画の都合上、途中までしか同行できず。
フェルゼンと別れた後、とある村で偽装が見破られてしまうんですね…。
その時の旅装のアントワネットと、馭者マント姿のフェルゼンです。
この場面のイラストを選んで下さるとは…ありがとう、選者さん。
あの亡命計画がフェルゼンの愛の極致だと、私は思います。
2幕物なら充分描けるのに、なぜ端折るのであろうか…。
★夢白あや(103期・研8)
マリー・アントワネット
フランス王妃(オーストリア・ハプスブルク家出身)
夢白さんは良い意味で圧がありますね。
王妃の役も無理なくハマってました。
最初の方では発声を調整してて、ちょっと上ずっていました。
…が、みるみる馴染み、あの歌舞伎調の台詞回しが定着。
しかも、なんか似合ってしまうのね?
あの大仰な言い回しが。
最後の牢獄での姿は、それまでのアントワネットとは一変。
みすぼらしい姿で、真っ白な髪は下ろしたまま。
亡命失敗で一夜でブロンドが総白髪になったり、夫の処刑、子ども達とも引き離され、不当な裁判に引き出され…と色んな事がありました。
夫の処刑以外は省かれてます、宝塚版。
一夜で総白髪になるほどの恐怖と緊張。
それを描くこともまた、作品に深みを与えるかと。
色々と説明不足な舞台ですが、彩風咲奈と夢白あやの芝居で押し切りました。
牢獄での最後の再会は、演者のチカラで有無を言わさぬ感慨を生んだかと。
★トリプル・ダンス
フィナーレでは、夢白あやとのデュエットダンス…と思いきや。
男役や娘役との群舞を踊り切った、純白の衣装の彩風咲奈。
大階段上には、水色衣装の朝美絢と夢白あや。
構図的に、彩風+(朝美&夢白)に見えました。
この後はこのコンビよろしくね、な顔見せダンス?
★カーテンコール
カテコでは、下手側から縣千、夢白あや、彩風咲奈、朝美絢。
縣くんは紺の軍服。
夢白さんは深紅の輪っかドレス。
彩風さんは基本白に緑の軍服。
朝美さんは真紅の軍服。
夢白さんのドレスが大きいので、咲ちゃんとは少し距離が。
その分、咲ちゃんとあーさが寄り添い合ってる構図に。
加えて、咲ちゃんが何かとあーさを振り向き、二人で笑顔。
フェルゼンとオスカルがコンビのようでした。
縣くんは夢白ちゃんのドレスのやや後ろに立ち、わりと近い。
さらに紺と深紅なので、コントラストくっきり。
こちらはこちらで、コンビに見えなくもない。
輪っかドレスのおかげで、シャッフル・コンビが見られました。
(いやいやいや)
(本気にせんといて下さいね)
次は、オスカル(朝美絢)とアンドレ(縣千)について。
▽ 愛、それは~♪