2024年6月14日(金)は阪急阪神ホールディングス株主総会。
例年、猛虎愛ゆえの珍質問で盛り上がり、6月の風物詩として親しまれています。
ところが、今年は異なる様相を示したとか。
質問の多くは、宝塚歌劇団の宙組103期生(有愛きいさん)急逝に関するもので占められたそうです。
その中で、こんなシャープで的を射た提言が出たようです。
阪神タイガース親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会が14日、大阪市内で開催され、阪神ファンとみられる男性の鋭い質問に、会場内に拍手が響いた。
株主の出席番号「648」の男性は、冒頭で
「金本選手、川藤選手、佐々木誠選手の番号与えていただいてありがとうございます」
とあいさつ。
続けて、
「役員の方が入ってこられて、ぞっとしました」
「なぜか?」
「男性が多すぎるのではないか」
「2040年のビジョンに女性の管理職10%とあった」
「なぜ?」
「本来は50%とか立てる」
「宝塚というところは女性です」
「女性の視点があればこそ、変わっていくのでは」
「変わるというのは、行動なんです」
と問いかけた。
拍手…!
私も心の中で拍手…!!
最初に球団ネタでユーモラスにジャブを打つ。
そして、「役員が男ばかりでゾッとした」と。
女性の管理職登用目標が低すぎる、と指摘。
なんと先進的な男性であることか…と思ったら、
宝塚歌劇団の改革には、女性の視点こそ重要である、と。
行動変容を促すべきである、と帰結。
素晴らしい。
648番の殿方。
素敵すぎます…!
こういう視点をもつ殿方は、こちらも進んで立てたくなります。
娘役さんの姿勢を見習っちゃうよ。
「ついていきます」と言いながら、自力で踏ん張っちゃうよ。
自宅では腹筋や背筋を鍛えながら、
「648様のおかげです」と半歩下がっちゃうよ。
私も阪急阪神の株主になろうかな。
投資信託派ですが、単独で株式購入すべしか。
いやもう、なに言い出してんだか、私?
∇ありがとうございます、648様