2024/05/25(土)は花組『アルカンシェル』前楽。
5/26(日)れいちゃん(柚香光)は退団するんですね…。
5月の退団は、蘭寿とむさんを思い出します。
2014/05/11でした。
大いなるリーダーシップを発揮された蘭寿さん。
れいちゃんも包容力ゆたかなリーダーに成長。
宝塚ファンとして誇れるトップさんです。
…さて。
宝塚トップスターといえば…
往年の月組トップ(大滝子)が話題ですね。
ファンから金銭を詐取した件がニュースになりました。
現在、御年78歳。
同世代のファンから「借りた」お金は合計約2,000万円。
名目は「アメリカでの映画製作資金」←どうやら架空
担保は「田園調布の土地建物」←架空
実際の使途は「生活費+ディナーショー運転資金」
退団後40年以上、ディナーショーを開催。
しかも、一流ホテルのバンケットルームで。
料金は時と共に高騰。
(ここ30年ほど物価は横ばいだったのにね)
相場より高価ですが、チャリティ目的を掲げていたので、ファンは納得したのかな。
10,000円(飲み物+ショー)
⇒ 28,000円(食事+ショー)
⇒ 50,000円(同上)
⇒ 80,000円(同上)
80,000円は流石に高すぎるでしょう。
通常の感覚ならば。
…ですが、「大人会」での催しなら、あり得るのかな。
いっそ、小規模な招待制サロン・コンサートにすれば良かったのに。
「特別な方のみ厳選してご招待いたします」との触れ込みで。
さすれば、参加者が少なくても、面目が保たれます。
仮に「ファンが減った」としても、「厳選した」と変換できます。
大滝子(光原エミカ)は「トップスター」という華やかなイメージを保ちたかったんでしょうね。
高級ホテルの宴会場を満杯にするのは難しくても、洒落たサロンコンサートなら、小規模かつ多少お高くても、体面を保ちつつ、客の優越感もくすぐれたかと。
これは想像ですが、要は行き当たりばったりだったのかな。
頼れるブレーンがいたのか、気になるところです。
宝塚男役トップの最盛期は「退団公演期間」でしょう。
稀に退団後も高い人気を保つ人もいますが、ごく稀です。
私がサポートする立場にあれば、退団後はジリ貧になる可能性を考慮し、(無理なく目指せる)QOLの指標と平準化を目指すかと。
例えば、年金(公的、私企業等).貯蓄、投資などの経済面の備えは必須かと。
ジェンヌさんは良家の子女が多く、経済的な心配がないイメージです。
…が、転ばぬ先の杖として。
知識や情報は、強い味方です。
それを悪用する輩もいますが。
(池上彰氏を騙った金銭詐取など)
そういう悪い奴らを撃退する為にも、必要です。
報道内容には、かつて気前よく援助してくれるタニマチがいた、との事。
1億3千万円を現金でポン、と。
(後日訴訟になり、返還対象になったそうですが)
そんな凄いタニマチがいるなら、別の頼り方もあったのでは?
ディナーショー運営で億単位の赤字を出したんですよね?
その時はもらったお金で補填できても、同じ事を繰り返すかもしれない。
私なら、信頼できるブレーンを紹介してもらいます。
(または、そういう人を知っている人を)
良心的で優秀な人とのご縁がつながれば、1億円以上の価値があったはず。
(プライスレスですね)
…それにしても、初代フェルゼンですか。
まさに今年、ベルばら・フェルゼン編が上演されるというのに。
またもや、ケチがついた宝塚。
「良い機会だ。長い間に溜まった垢を落とし切れ」
と、小林一三翁が発破をかけて下さっているのかもしれません。
▽ 人とのご縁は宝物