103期は2017年、初舞台(雪組『幕末太陽傳』)の後、各組へ配属されました。
宙組メンバーは下記の通り(入団時の成績順)
夢白あや(2020/09/16 雪組へ組替)
碧咲伊織(2020退団)
栞奈ひまり(2023/08 別箱退団)
彩妃 花(2024/03 期末退団)
有愛きい(2023/09/30 死亡退団)
亜音有星(2023/06~カジロワ後、休演中)
なつ颯都(2020退団)
琉稀みうさ(2023/08 別箱退団)
夢白あやは雪組トップ娘役に就任。
宙組103期は、亜音有星のみとなりました。
亜音くんがお休みに入ってから、早くも10ヶ月。
『PAGAD』新公は、有愛、彩妃、亜音の現役3名のうち、有愛と彩妃で対応。
「娘役2人だけで新公長の仕事を負担」
と報道され、責任を感じてきたのでは…と想像しています。
星組・蒼舞咲歩(99期・研12)は亜音くんの実姉。
『ME AND MY GIRL』(2023/11博多座)千秋楽後、次作『RRR』休演を発表。
休演理由は不明ですが、妹に寄り添う為だったのでは…と。
亜音くんの休演理由は不明です。
『カジノ・ロワイヤル』千秋楽後、別箱期間につづき、『PAGAD』も休演発表。
理由が何であれ、深刻な状態なのでは…と心配した方は多かったはず。
もし亜音くんが回復・復帰しても、103期生は自分だけ。
103期は4/1付で研8になったばかり。
なお、他組の現役生は…(研5試験の成績順)
花組(8名/退団済0名)
朝葉ことの
涼葉まれ
希波らいと
詩希すみれ
海叶あさひ
二葉ゆゆ
琴美くらら
颯美汐紗
月組(7名/退団済1名)
白河りり
瑠皇りあ
羽音みか
彩路ゆりか
まのあ澪(2024/07/07退団予定)
爽悠李
毬矢ソナタ
雪組(6名/退団済3名)※
聖海由侑
壮海はるま
愛羽あやね
夢白あや(※宙組より組替)
莉奈くるみ
紗蘭令愛
星組(5名/退団済3名)
瑠璃花夏
紘希柚葉
侑蘭粋(2024/04/06退団予定)
羽玲有華
星咲希
宙組(1名/退団済6名+組替1名)
亜音有星
宙組以外、どの組も現役の方が多い。
まだ研8ですしね。
花組に至っては全員現役。
宙組のある種の「只事ではない」感が伝わってきます。
では、各組103期生のトップスターと組長は誰だったでしょうか。
2024/04/01時点(2017/04~2024/04)
花 組
・トップスター
明日海りお(89期/~2019/11)
柚香光(95期・研16)
・組長
高翔みず希(76期/~2022/02)
美風舞良(82期・研29)
月 組
・トップスター
珠城りょう(94期/~2021/08)
月城かなと(95期・研16)
・組長
憧花ゆりの(86期/~2018/11)
光月るう(88期/~2023/04)
梨花ますみ(67期・研44)
雪 組
・トップスター
早霧せいな(87期/~2017/07)※103期初舞台公演
望海風斗(89期/2017/07~2021/04)
彩風咲奈(93期・研18)
・組長
梨花ますみ(67期/~2019/02)
奏乃はると(85期・研26)
星 組
・トップスター
紅ゆずる(88期/~2019/10)
礼真琴(95期・研16)
・組長
万里柚美(70期/~2020/09)
美稀千種(79期・研32)
宙 組
・トップスター
朝夏まなと(88期/~2017/11)
真風涼帆(92期/2017/11~2023/06)
芹香斗亜(93期・研18)
・組長
寿つかさ(76期/~2023/06)
松風輝(92期・研19)
トップスターにより、その組のカラーや雰囲気が変化すると聞きます。
宙組103期生は配属直後、当時のトップ(朝夏まなと)が退団。
真風涼帆が就任し、2023年6月11日まで約5年8ヶ月君臨。
宙103期にとって「トップ=真風さん」だったかと。
そして、2024/04/01現在の各組の生徒数は…
花組 78名
月組 75名
雪組 73名
星組 80名(※4/7付 76名)
宙組 62名
宙組が2023/10/01~現在まで活動停止中に、花・月・雪組は大劇場公演を1作ずつ終え、退団者が出ています。
星組も4/6(土)『RRR』が大楽を迎え、4名が退団予定。
4/7(日)以降は76名になります。
宙組は他組に比べ、約80%くらい。
参考に、2016年12月末時点の各組人数は…
( )内はトップスター名
花組…77名(明日海りお)
月組…74名(珠城りょう)
雪組…67名(早霧せいな)
星組…74名(紅ゆずる)
宙組…76名(朝夏まなと)
雪組は2016/12/25大楽を迎えた直後。
5名退団+1名組替マイナス。
星組は組替で1名プラス。
この1名は有沙瞳でした。
そして宙組は、花組に次いで人数が多かったんですね。
2022年は、コロナ禍で舞台休止⇒退団ストップがようやく解消され、退団ラッシュ開始。
2022年12月末時点の各組人数は…
花組…77名(柚香光)
月組…77名(月城かなと)
雪組…81名(彩風咲奈)
星組…81名(礼真琴)
宙組…70名(真風涼帆)
12/25、雪組は『蒼穹の昴』大楽を迎え、退団者4名。
12/17付で月組生1名退団。
この時点で、宙組は他組の約9割ほどでした。
2022年といえば、某報道によると様々な事が起こり、澱んでいた時期だったとか。
不穏な空気が漂い、離脱者が目立ち始めたのかもしれません。
この時点で、有愛さんの組替希望を容れていたら…と悔やんでも悔やみきれません。
これは私の想像に過ぎませんが…
亜音くんも心身の不調が鬱積し、劇団幹部(組プロデューサー)に相談していた事と推測しています。
これは完全なる想像ですが、退団を希望するも、引き留められたのかもしれません。
亜音くんはトップ路線に乗った、期待の若手スター。
順風満帆に見えていただけに、もし退団なんて事になれば、憶測を呼ぶでしょう。
本当の事はわかりません。
ただ、一人残った亜音有星。
他組へ異動させた方が良いのでは…と思います。
気心が知れた人が身近にいる事は、心身に良い影響を及ぼすはず。
ただ、路線男役が重複しない方が良いかもしれませんが。
新公主演経験のある男役がいるのは、
花組(希波らいと)
月組(瑠皇りあ)
その2組を避けるなら、雪組 or 星組。
星組は実姉(蒼舞咲歩)がいるから無理かな。
姉妹ジェンヌは組を離されますものね。
…とすれば、雪組ですね。
ただ、一禾あお(102期/有愛きいの実妹)がいるので、責任を感じ、申し訳なく居た堪れない気持ちになるでしょうか…。
一禾くんは決して責めたりしないだろうし、むしろ故人の思い出を共有できるかもしれませんが。
それでも、自責の念が湧き上がってくるかもしれません。
全くの憶測に過ぎませんが。
従来の宝塚では、姉妹が同じ組に所属する事はありません。
ですが、事情を鑑みて特別な配慮をしても良いかと…思うんですが。
安易にイレギュラーな前例を作らない方が良いのでしょうか。
悩ましいところです…。
亜音くんがいつの日か快復し、舞台復帰してくれますように。
▽ 願っています