2024年3月28日(木)阪急(劇団)と遺族側が合意し、それぞれ会見を開くと報道されました。

 

 

★同時会見

 

…で、会見の様子がニュースで流れたんですが。

 

阪急のお偉いさんたちが画面に登場。

なんと緊急会見をするという。

 

遺族側代理人とまったく同じ時間帯

 

何故そんなことを?

時間をずらした方がいいのでは…?

 

…もしかして、敢えて同じ時間帯に合わせたのかな。

 

もし遺族代理人より後なら、言ってる事や解釈の微妙なズレを質問されるでしょうし。

 

そうかといって、遺族代理人より先に行えば、それはそれでツッコまれそう。

同時開催が最も安全と考えたのでしょうか。

 

それぞれの会見を見比べました。

途中、柚香光ディナーショー配信を挟んで。

(すまん)

(ここ、外せない)

 

合意と謝罪があったそうですが、どうもしっくり来ません。

 

 

★全てボクのせい

 

阪急側は「責任は劇団にある」と、遠回しに「宙組上級生に罪はない」と言いたげでした。

 

一応、14項目のパワーハラスメントについて合意はしたものの。

納得できなかったんですね。

 

「悪いのは劇団なので」と言い張る親心、泣ける…。

ただ、法人格なのでね。

 

漠然とした大きな存在だから、言いやすいのかもしれません。

 

 

★関与者と謝罪文のズレ

 

阪急阪神HD会長・角和夫氏から手渡された謝罪文は6名分。

 

そして、川人弁護士は「少なくとも10名が関与」とのこと。

 

被災者と同じく、加害者の人権も重視して個人名は出さない、と遺族代理人。

 

ただ、謝罪文を書いた6名と内容は、気になるところです。

内容や書き方によっては、遺族の気持ちを逆なでしかねません。

 

関与者10名は、すでに退団した人を含めてかと。

その中で退団済の人は、謝罪文メンバーから外れているかと。

 

退団済の関与者は、率先して謝罪した方が良いのではなかろうか。

長い目で見て、この先の…おそらく宝塚時代より長い(芸能)人生のプラスに働くかと。

 

ひとは姿勢や行動をみてくれるはずだから。

反省した上での謝罪なら、その後を見守ってくれる人は必ずいるから。

 

…でも、ハラスメントをしてる側は、無自覚が多いそうですね。

もし無自覚なら、無理ですが。

 

 

★内訳

 

なお、関与者10名と謝罪文6名の内訳は、遺族代理人によると

 

❶関与者10名の内訳

宙組幹部4名

宙組上級生3名

劇団幹部(プロデューサー)2名

演出家1名

 

❷謝罪文6名の内訳

宙組幹部(4名のうち)2名

宙組上級生(3名のうち)1名

劇団幹部(プロデューサー)2名

演出家1名

 

謝罪文未提出者のうち一人は、ヘアアイロン関係者とのこと。
間に合わなかったそうです。

(遺族代理人談)

 

残りの宙組幹部2名と宙組上級生1名からは提出されないだろうと。

(…退団者だから?)

(あくまでも想像です)

 

ごめんなさい、勝手な推測を…。

 

ただ、分からない限り、そうやって憶測が飛び交う事は覚悟の上かと。

 

風化には時間がかかると思います。

 

庇えば庇うほど、隠せば隠すほど、当事者を追い詰める事は、劇団さんも経験しているはず。

 

15年経とうとしてるのに、いまだに風化していない96期いじめ裁判がよぎります。

 

劇団さんも、あの事件を憶えているから、裁判は回避したかったのでは…?

 

 

『ヘアアイロンと組替希望』、『阪急(劇団)の今後の対策』については、また項を改めて。

 

 

▽同意と謝罪…ほんとうに?

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