本日2024/02/13(火)は月組『Eternal Voice 消え残る想い』集合日だったんですね。
退団者の発表がありました。
トップコンビ退団公演なので、多いだろうな…と思いつつ。
★裏レジェンド
発表済の退団者は…
月城かなと(95期・研15)
海乃美月(97期・研13)
月城さんは就任時に5作と決めてたそうで。
海ちゃんにも、早い段階で伝えていたそう。
月城さん、宝塚受験も1回きりと決めて臨んだそうですし。
目標や期限を決め、ベストを尽くす人物像が浮かびます。
1年以上のシンキング・タイムを設けた月城さん。
海ちゃんもじっくり考え抜いた事でしょう。
海ちゃんはギリギリまで考え続けた模様。
もう少し長く続けたかったのかもしれません。
トップに辿り着くまで、長かったから。
大輪の花を咲かせた「報われジェンヌ」の代表例。
見方によっては、トップ就任前からかなり報われていたかも。
なにしろ、トップ就任前にヒロイン経験10作。
前代未聞の実績の持ち主。
娘役レジェンドといえば花總まりですが、海ちゃんは裏レジェンドと呼べるかも。
「トップ就任前10作ヒロイン」の記録を抜ける人は今後、現れる気がしません。
お花様の12年間トップ君臨と同じく。
さりげなくスゴイぞ、海ちゃん。
★退団者たち
月城かなと(95期・研15)発表済
海乃美月(97期・研13)発表済
麗 泉里(98期・研12)
空城ゆう(100期・研10)
彩音星凪(101期・研9)
一星 慧(102期・研8)
まのあ澪(103期・研7)
2024年7月7日(月組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
新人公演では、本役:憧花ゆりの率が高め。
ゾフィ皇太后(エリザベート)
田中乃亜(カンパニー)
アンヌ(All for One)など。
ビシッと場を締める役が出揃います。
★空城ゆう(100期)
『フリューゲル』では、ナディア(海乃美月)が所属する芸能事務所の社長を演じていた空城くん。
ガッチガチの東側に対して、フワッフワの西側を体現。
リゾート気分で東へ来ちゃった~な空気を醸し出してて。
いい役者さんになって来たなぁ…と思っていました。
残念なり。
★彩音星凪(101期)
激しくショックを受けております…。
うちの妹も含めて…。
彩音くんが…辞めてしまうなん…て…。
『Golden Dead Shiele』の「死の幻影」は台詞はなく、佇まいや空気感ですべてを表現。
もちろん、得意のダンスも。
すばらしい表現者として進化を続ける彩音くん。
ここで辞めてしまうこと、本当に惜しまれます。
★一星 慧(102期)
『G.O.A.T』のおかげで「ひとつぼし」と読むようになってしまいました。
どうしてくれるんスか、三井先生&おださん(風間柚乃)
一星くんは178cm。
大楠てら(180cm)礼華はる(178cm)らと並び、月組では飛び抜けて高身長ジェンヌ。
骨格もしっかりした大柄さんは、リアル男子感を出してくれる貴重な存在。
『桜嵐記』新公で楠木正時(本役:鳳月杏)を演じた一星くん。
「戦より料理が好き」という、ほんわかした一面を醸し出していました。
★まのあ澪(103期)
『フリューゲル』では、ヨナス(月城かなと)の従妹イルゼを好演。
憧れの人気歌手ナディアと会えて、テンション爆上がりな様子は、我が事として共感できました。
イルゼは、ヅカヲタの分身。
『Eternal Voice』のお役はアンナ・クリフトン。
他の人物はおおむねファーストネームだけなのに、苗字がついてますね。
重要なお役だったりするのかな…?!
以上、退団者の方々について触れてみました。
彩音くんは語り出したら止まらなさそうなので、むりくり止めました。
すべての配役も発表されましたが、オリジナル作品だから、ほぼ誰がどんな人なのか?
関係性とか、まったくわからぬ。
みとさん(梨花ますみ)のヴィクトリア女王と、白河りりちゃんのメアリ・スチュアートしか分からへん。
歴史上の人物やしね。
早く『人物相関図』を出して下さい…!!
退団者の方々が、やり甲斐のあるお役についていますように。
正塚晴彦先生は群像劇が得意だから、期待しています。