2024年2月11日(日)東京宝塚劇場にて、雪組『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY』が閉幕しました。
東西とも、配信視聴のみ。
(配信があって良かった)
劇場で定刻を過ぎてから中止発表、というレアな経験もしました。
そして、和希そら退団。
(惜しまれます…)
配信を視聴した限りですが…
最後の最後まで、ソラカズキでしたね。
(以下、科白はニュアンスです)
大階段を降りての退団あいさつで、
和希「ある人の言葉に『さよならを言うのがこんなにもつらい人(相手)がいるなんて、僕はなんて幸せなんだろう』という言葉があります」
と引用し、ファンや仲間との別れを惜しみ、感謝を伝えた、そら君。
退団者とトップさん(彩風咲奈)だけでお話しする際、
和希「ある人とは、クマのプーさんなんです」
と衝撃の告白。
クリストファー・ロビンとの逸話なのかしら?!
彩風「それは映画? 本?」
思わず深掘りする咲ちゃんに、
和希「どれか、わからないんですけど」
どこまでも、ソラカズキ~~!
でも、うん、確かに良い言葉だ。
彩風「皆さま、お帰りになられたら、クマのプーさんを探して、見てみて下さい…あれ?」
何を奨めてんだ?…と、途中で気づく彩風さん。
絶対しらべるでしょ、帰ったら。
さっそく調べてみましたよ。
原文はこちらのようです。
How lucky I am to have something that makes saying goodbye so hard.
ストレートに和訳すると、ニュアンスが変わりそうですが。
別れを惜しむことの辛さを、それほど大切な何か(存在)があることは幸運だと。
…あぁ、うんうん。
咲ちゃんがトップ挨拶で話したことも胸に残りました。
ボイルドドイルの劇中ラストで、
「それでも、人生に物語は必要だ」
との台詞があります。
それに続く言葉なのでしょうが…
彩風「誰もが物語の中で生きています」
彩風「一人で紡ぐ物語も素敵ですが、大切な誰かと紡ぐ物語も
あって」
彩風「仲間と紡ぐ物語は何十倍、何百倍も楽しい」
彩風「その物語はお客様と出会って、観て頂いて、感じて頂いて、初めて『誰かの何か』になれる。『誰かの誰か』になれる」
彩風「何者にでもなれる。そう感じる日々でした」
…和希そらが引用したプーさんの言葉と通じるものを感じます。
退団者と咲ちゃんだけの登場が2回あったのは、和希そらに発言機会を、という劇団スタッフの計らいでしょうか。
ありがとう…!
モノマネ大会になり、プーさんの声真似する和希そら。
和希「はちみつ食べたい」
オレはお前を食べたい(…と朝美絢の声で聴きたい)
琴羽さんが、スティッチの声真似。
ななちゃん(沙羅アンナ)は「ネタがない」から告白。
「雪組、大好きです!!」
退団者3名から囲まれ、「咲さんは?」
彩風「…え……次までに考えておきます」
皆さん、彩風咲奈はご自分の退団公演でモノマネを披露するそうですよ。
これ、重要。
これ、あーさ(朝美絢)に司会進行で言ってもらわねば。
そら君がカラッと笑ってて、咲ちゃんがウルウルなのも、なんというか可愛いというか、ソラカズキで、咲ちゃんだなって。
いい千秋楽でした。
本日の退団者は、この3名。
和希そら(96期)
沙羅アンナ(97期)
琴羽りり(101期)
これから、ファンの方々と別れを惜しむのでしょうか。
(所謂フェアウェル・パーティ)
心に残る夕べになりますように。
▽ À bientôt!