2023年10月15日(日)宝塚OG・星条海斗さんのインスタライブが公開されました。
私は一足遅れて10/16(月)夜、拝聴。
アーカイブはすぐ消すとの事。
理由は「泣いちゃったから」
お茶目にそう仰ったマギーさん。
「男は黙って高倉健」的スピリッツ?!
どこまでも男役魂でしょうか、姐さん。
インスタライブのテーマは「コロナ禍で失ったもの」
主にご自分の宝塚時代を振り返り、当時と比べての話でした。
様々な制限を課され、コミュニケーションをとる機会と時間が減った。
そのため、充分な信頼関係を構築しづらくなったかもしれない。
…といった懸念と、後輩たちへの心配を口にされました。
「私達は一緒にいる機会が多く、長い時間を共にした」
お稽古、休憩、リフレッシュコーナーで他組生と遭遇などなど。
ジェンヌさんの日常が垣間見える、エピソードの数々にほっこり。
そして、運動会の話題も登場。
10年に一度の大運動会に、2回出場したマギーさん。
初回は、下級生時代。
組を背負った競技。
それまで話す機会がなかった人達も応援してくれる。
上級生さんが、己の名前を呼んでくれることが嬉しい。
運動会の後は絆が深まったそう。
90周年運動会は、月組優勝でしたよね。
盛り上がったでしょうなぁ。
そして、上級生になって参加した二度目の運動会。
組替した元・月組生が、他組で競技に参加する姿を見て、
「あの子、月組にいたのに~」
と、ジェラってたそうな。
わかる、わかる…!
誇らしさと淋しさミックスな気持ち。
自死した生徒についても、そっと触れて下さいました。
「忘れないこと」
「一生、忘れないこと」
「黙祷すること」
「手を繋いで、黙祷すること」
ずっと胸に留める。
でも、一人で抱え込まない。
亡くなった側
生きている側
それぞれの気持ちに立った言葉だと感じました。
どちらにも、そっと寄り添う姿勢。
報道の矢面に立っている生徒たちを慮っているであろう言葉も。
終始、誰の個人名も上げず、お話しされましたが。
それぞれの顔が浮かんできて。
マギーさんが色々な生徒を想いながら、語られている気持ちが伝わりました。
そういえば、専科・星条海斗(86期)の退団公演は宙組『天は赤い河のほとり』でしたね…。
話題になっている生徒達は「同じ釜の飯を食べた仲間」なんですね。
たとえ、短い期間であっても。
言葉を選びながらも、かなり率直なお気持ちを話して下さったマギーさん。
ありがとうございました。
アーカイブが残らないこと、とても残念です。
▽ 黙祷…