2023年9月14日(木)は何の日?
東京宝塚劇場にて、花組『鴛鴦歌合戦』新人公演が上演された日です。
ついに花組も東西で新公上演を成し遂げました。
おめでとうございます!
新型コロナ変異株とインフルエンザが同時流行する中、よくぞ…!
どれだけ気を付けても、ウィルス感染してしまう中で。
本当におめでとう。
そして、ありちゃん(暁千星/星組98期・研12)の誕生日。
おめでとうございます!
ひと様のブログで見かけて知りました。
遅ればせながら、私もお祝いの気持ちを…。
さて、新公の話に戻ります。
宝塚で一通り書いたので、印象に残った生徒さんをいくつか。
★朝葉ことの(103期・研7)
ヒロイン・お春役。
ことのちゃんの演技が、宝塚新公から変わってました。
巧いのは、東西どちらも変わらず。
「ちぇ」や「お父さんキライ」の言い方が、宝塚とは違ってて。
言い方や発声のサラッと感がアップ。
滑舌が良くて、どんな時も何を言っても、よくわかる。
歌も上手。
ただ、少し喉が疲れてたかも?
地力があるから、問題なく歌い上げてました。
ご無理されませんように。
Best of ことの発声は、新公・長の期の首席挨拶。
耳に心地よく、アナウンサーみたい。
ホンマ、ええ声、ええ話し方ですな。
ヒロイン(長の期の長)から、主演男役へ挨拶バトンタッチってレアケース。
貴重なチャンスを掴んだことのちゃん、おめでとうございます。
★天城れいん(104期・研6)
主役の浅井礼三郎役
独特の声ですよね。
喩えるなら、アニメの男子主人公のような。
梶裕貴とか、そんな系統の声優さんを思い出しました。
ソフトな美少年声と申しますか。
少し鼻にかかった声ですが、聴こえやすくて。
歌もそのまんまの声で歌えるし。
男役は皆さんそれぞれ声を作ってますが、天城くんは地声?
地声なの??
立ち回りや、傘をくるりと回してポンと開く仕草など、緊張したと思います。
無事成功おめでとう。
主演挨拶では、上級生さん全員に感謝を伝える様子が印象的。
劇場で観劇している本役さん達に視線を向けた時、ウルウルしてて、こちらまで胸が熱くなりました。
★星空美咲(105期・研5)
若殿様の正室・うらら姫役。
たおやかな姫君ですが、家臣たちと悪企み?も。
マジメでお茶目で、殿が大好き。
悪企み場面とソロを歌い上げる場以外は、しまってましたね。
華やかオーラを。
配信ではそう見えました。
出し入れ自由なのね、美咲オーラ。
主演コンビや殿様(美空真瑠)を立て、邪魔をせず。
自分の役割をわきまえてる感が伝わってきました。
芝居とわかる少々わざとらしい芝居の塩梅もGOOD。
スムーズからほど遠い家臣とのコンビネーションも笑いを誘う。
ソロ歌唱は、殿を想う切ない気持ちが乙女。
隠しきれないヒロイン性が滲み出た場でした。
★美空真瑠(105期・研5)
花咲藩の藩主・峰沢丹波守役
腰の丸みのちょうど良い♪骨董好きのお殿様
美空くんは巧いねぇ。
歌も芝居もダンスも、加減が良い。
プロ的な丸みと切れがほど良くて。
明るくてお茶目な若殿さま。
二番手役につけました。
主演を射程距離に入れ、さらに前進していくのでしょう。
★初音 夢(105期・研5)
骨董屋の店員(妹)の八重役。
天真爛漫な八重ちゃん、また会えて嬉しいです。
小さな身体でピョンピョン飛び跳ねて可愛い。
元気ハツラツ、天真爛漫!
声がよく通ります。
骨董屋メンバーで歌う曲も、八重ちゃんの声だ!とわかります。
のびのび歌い、メンバーを牽引していました。
今度はソロで聴いてみたいですね。
★遼 美来(106期・研4)
瓦版売りの虎三役
平敦盛役
顔がパリッと凛々しい美形。
時代劇の主役顔ですね。
公式プロフェールによると、169cmとのこと。
舞台上では、もっと大きく見えます。
堂々とした居住まい、ピッとした動き。
切れ味が良く、存在感があります。
★花海凛(108期・研2)
花咲藩の腰元・浜菊役
礼三郎から剣を習う子供役
平敦盛の場で、歌を披露。
透明感あふれるソプラノに心洗われます。
配信でアップの顔を見たら、少し老けメイクをしてるんですね。
上品な微笑みを湛えていました。
寺で礼三郎(天城)に剣の稽古をつけてもらう少女。
「やーっ!」と掛け声をかけて打ちかかるも、軽くいなされてしまう。
稽古おわりに元気よく「礼三郎先生、ありがとうございました」
クリアな発声で、良き滑舌かな。
次の新公か外箱(全国ツアー)で、ソロ歌唱の機会がありますように。
…と、7名に絞って感想を書きました。
書き切れなかったけど、皆さん輝いてました。
∇東西で新公上演おめでとう♡