2023年7月7日(金)8日(土)宝塚大劇場にて、花組『鴛鴦歌合戦/GRAND MIRAGE!』を観劇しました。

 

今回は、各種コンビ(?)と娘役事情について触れてみました。

 

 

★れいまど

 

柚香光(95期・研15)

星風まどか(100期・研10)

 

花組が誇るトップコンビは、心の有馬温泉。

れいちゃん(柚香)& まどち(星風)が並ぶ姿にホッとします。

 

れいちゃんが、まどちを大切にしてる空気感。

まどちが、れいちゃんに心身を安心して預けてる表情。

 

もうそれだけで、はあぁぁぁ~~花組最高じゃ~~!!…ってなる。

 

ビジネスコンビでも良いと思います。

思いますが、トップコンビの雰囲気が良いと、多幸感アップが半端ない。

 

そういう関係性にも夢見てるんだな、と実感します。

ラブラブな信頼関係って、実は稀有だものね。

 

恋は不安定だから燃える。

安定は恋を殺すt…と言いますが。

 

安心とドキドキ・キュンキュン♡が同居してる、れいまど。

ある意味、奇跡じゃ(クガタチ…?)

 

いつまで摂取できるか判らない、心のプロポリス・れいまど。

今を大切に…!

 

 

★ひとほの

 

永久輝せあ(97期・研13)

聖乃あすか(100期・研10)

 

二番手(永久輝)と三番手(聖乃)

 

永久輝さんは本作パレードで大羽根を背負いました。

二番手昇格おめでとうございます。

 

聖乃さんは新公3回、バウ単独主演2回の実績。

関西万博アンバサダーも務め、スポンサー(ダイキン)付き。

本公演でも主要な役を務めています。

羽根は未装着ですが、どう見たって三番手。

 

レビュー『GRAND MIRAGE!』では、永久輝さんとシンメトリー率高し。

 

柚香 × 永久輝 × 聖乃

キラキラ眩しすぎるトリデンテ。

 

今(これから)の宝塚は、1・2・3が整理されてます。

後年のため、記録しとこう。

 

花組

柚香光、永久輝せあ、聖乃あすか

 

月組

月城かなと、鳳月杏、風間柚乃

 

雪組

彩風咲奈、朝美絢、和希そら

 

星組

礼真琴、瀬央ゆりあ、暁千星(~8/27)

礼真琴、暁千星、極美慎(8/28~予定)

 

宙組

芹香斗亜、桜木みなと、瑠風輝

 

 

…花組、3人ともキラキラ炸裂。

しかも、3人ともタイプの違うキラキラ。

 

宝塚はキラキラ率が高いとはいえ、見事に揃った極上のキラキラトリオ。

ダイヤモンドとエメラルドとサファイアが揃ってる感じ。

 

ひとほのは近未来の花組ワンツー?

…んん~、どうかな?

聖乃さんが組替する可能性もゼロではないけれど。

 

先の事はわからない。

だからこそ、今あるキラキラを享受しましょう。

 

 

あわみさ

 

美羽愛(104期・研6)

星空美咲(105期・研5)

 

タイプの違う可愛い二人の娘役。

路線娘役として、順調に育っています。

 

前作『うたかたの恋/ENCHANTEMENT』では、芝居・ショーとも娘役2番手だった星空美咲。

 

本作では、美羽愛と星空美咲がニコイチ状態。

シンメトリーでの登場も多く、割当比率もほぼ同じ。

 

ショーでは永久輝せあと組んで踊る比率は、美羽愛の方が高めだったかも。

カンツォーネの場では、

 

永久輝せあ × 美羽愛(聖乃ソロ歌唱時)

聖乃あすか × 美羽愛(永久輝ソロ歌唱時)

綺城ひか理 × 星空美咲

 

最後のトリプル・デュエダンでは、

 

柚香光 × 星風まどか

永久輝せあ × 星空美咲

聖乃あすか × 美羽愛

 

…という感じ。

東上ヒロインなど経験値は星空さんが上。

ですが、美羽さんの追い上げが凄い。

 

そういえば、花組本で「努力家といえば」という項目で圧倒的多数の得票を得た星空美咲。

 

宝塚GRAPHの水美さんの記事で「強メンタル」に選ばれた美羽愛。

(記憶違いだったら、指摘おねがいします)

 

どちらも頑張り屋さんの模様。

可愛くて華もあります。

 

現時点では、技能面・実績で星空美咲がリードしています。

 

とはいえ、どう転ぶかギリギリまでわからないのが宝塚。

…と、最近も宙組で実例が生まれました。

(天彩峰里、春乃さくら)

 

二人とも、今後の成長が楽しみな娘役さんです。

 

 

★カオスな娘役事情

 

花組104期娘役って、改めて豊作ですね。

 

都姫ここ(退団済)

美羽愛

愛蘭みこ

美里玲菜

 

全員かわいい。

都姫さんと愛蘭さんは全方位抜けなし。

美羽さんは歌が苦手ですが、努力中。

美里さんは抜擢の機会が少ないから不明ですが、ビジュアル抜群。

 

最初に研2で新公ヒロインに抜擢された都姫さんは今年初頭、研5で退団。

 

105期のエース・星空美咲の一人勝ちかと思いきや、美羽愛の追い上げが凄い。

次期トップ娘役候補なのか?…と思われる抜擢の数々。

 

バウワークショップ『殉情』Wヒロイン

バウ『舞姫』単独ヒロイン

 

年末の全国ツアー(主演:永久輝せあ)のヒロインは誰か?

 

星風まどかなら、柚香退団後に永久輝と組む可能性大。

花組はスライド退団なので、あり得る話。

 

美羽愛または星空美咲なら、選ばれた方が次期の可能性大。

…といっても、潤花(102期・退団済)みたいなケースもありますが。

 

全国ツアーの相手役に選ばれながら、組替したケース。

かなりイレギュラーではありますが。

 

また、別格枠と思われている朝葉ことの(103期)の可能性も。

 

バウワークショップ『殉情』Wヒロイン

『鴛鴦歌合戦』本公演エトワール & 新公ヒロイン

 

…と、こちらも無視できない勢いを感じます。

 

実力派別格路線と思われていた娘役がトップに駆け上った近年の例といえば、

 

仙名彩世(花94期・退団済/相手役:明日海りお)

朝月希和(雪96期・退団済/相手役:彩風咲奈)

春乃さくら(宙102期/相手役:芹香斗亜)など。

 

イレギュラーですが、実績が増えてきました。

 

技術の「巧拙」が必ずしも抜擢と一致するとは限りません。

それは前回の記事でも触れたとおり。

 

同時にミュージカルに注目が集まる昨今、実力重視傾向も高まる宝塚。

 

混沌とした情勢がつづいています。

 

どんな基準で選ばれているのか、知りたい気持ちもあります。

我々観客には BLACK BOX ですが。

 

礼真琴(超実力派)や柚香光(超スター性)など、「あの人は特別」と一目瞭然な人もいます。

 

でも、素人目には判りづらい場合、憶測が飛び交いやすい。

その代表格が「金コネ」かな。

 

何かしら理由付けをしたい、スッキリしたい。

そういう気持ちが働くんでしょうな。

 

選択基準は一つとは限らず、多岐にわたる場合もあるでしょう。

それらをいちいち情報開示する必要はない…と言えば、ない。

 

隠されると知りたくなるもの。

それもまた、本能。

 

隠し倒すのではなく、時には開示することで情報は生きる事もあるので。

 

人事ってのは難しいものです、どの組織でも。

 

 

▽ 人事の話になっちまったい

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