2023年1月19日(木)は宝塚大劇場にて、花組『うたかたの恋』上演再開。
そして、聖乃あすかの誕生日。
めでたい事が重なりますなぁ。
東京では星組『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』新人公演上演。
LIVE配信を視聴しました。
猛ダッシュでぎりぎり飛び込みセーフ…!
ふだん観劇で泣かない私。
仮に込み上げてきても、ぐぐっと踏ん張ります。
視界がぼやけて、舞台が見えなくなるから。
…が、『ディミトリ』はダメでした。
2回目の観劇では、礼真琴が登場した瞬間からウルウル。
新人公演もズビズバ。
配信の良いところは、洟かみながら観れることですね。
それでは、私の曖昧な視界と記憶による視聴感想です。
★ごあいさつ
本編すっとばして、ご挨拶から。
星組102期の首席・天飛華音が長の期の代表ご挨拶と、主演挨拶を兼ねます。
まず、新人公演をご覧くださった事への感謝を。
定型文ではなく、心からの喜びと感謝が伝わってきました。
「わざわざお越し下さって」という気持ちがひしひしと。
天飛くんの科白はニュアンスです。
天飛「ソーシャル・ディスタンスという言葉が定着してきましたが、個人的に人との間に溝が生まれてしまったように感じます」
天飛「そんなものを吹き飛ばす夢と愛が宝塚の舞台には詰まっています」
天飛「皆様にそんな舞台をお届けしたい」
舞台も素晴らしいけど、舞台に賭ける姿勢に胸打たれます。
新人公演でも、本公演でも。
ずっとまっすぐ前を見て話していた天飛くん。
天飛「尊敬する礼さん」
礼真琴に触れたとき、上手側に目を泳がせてました。
うんうん、まこっちゃんに教わった事は多いよね。
思えば、『Another World』新公が天飛華音との出会い。
徳三郎役で本役(礼真琴)が出てる?!と錯覚したのでした。
★熊倉飛鳥
新人公演演出は、熊倉飛鳥先生。
プロローグはちょこちょこ演出を変えてましたね。
ルスダンがディミトリの足跡の特徴を伝え、ディミトリが反応する処とか。
礼真琴は座ったまま、己の足裏をまじまじ覗き込んでました。(本公演:生田大和演出)
天飛華音はすっと立ち上がり、ルスダンの近くへ移動。
このまま、各所でイロイロ変えるのかな?…と思いきや。
その後は、本公演に忠実に進行。
ディミトリ臨終の場では、天飛華音の台詞の加減や、大希颯との応酬の呼吸が、本公演とは少々違いました。
熊倉先生の細かいこだわりが垣間見えたような。
個人的に足跡も臨終も、本公演に軍配。
ですが、そんなの個人の好みですから。
細部にこだわったり、チャレンジする姿勢に拍手を送ります。
∇キャスト感想につづきます