2023年1月8日（日）宝塚大劇場にて、花組『うたかたの恋／Enchantement－華麗なる香水－』三度目の観劇をして参りました。
久々にフルールでたこやき（柚のあんかけ）を食しました。
柚香さんのあんかけ（違）、予想以上にたこ焼きとの相性良好。
これは定番化してほしい。
チーズ＆トマトソースと共に。
（チーズ＆トマトソースもめっちゃ美味でした）
★ジャンミリLoveアドリブ
ジャン・サルヴァドル（水美舞斗／95期・研14）
ミリー・ステュベル（星空美咲／105期・研４）
ザッシェルの店でのアドリブ。
毎回ホンマいろいろ違ってて驚きます。
マイティと美咲ちゃん、打合せをしてるの？
打合せしてる姿を想像すると萌え…！
まさかぶっつけ本番？
そうなら天才やで。
2023/01/08（日）11時の部
同じ部を観てた方、見落し箇所があれば、ツッコミお待ちしています。
ジャンミリ、フェルディナンド大公（永久輝せあ）＆ソフィー・ホテック（美羽愛）上手袖から登場。
上手端テーブルにミリー星空が腰掛け、続いて大公とソフィーも着席。
ジャン水美がミリーの背後に立ち、ミリーがワインを注いで４名で乾杯。
ジャンと大公は下手側で交わされる議論に参加。
上手端テーブルに残されたミリーとソフィー。
チロル風衣装の涼葉まれ（103期・研６）が二人へ近づく。
話しかけたり、何かを渡そうとしたり、チョッカイかけてくる。
ミリーがソフィーの前に立ち塞がり、両手を広げて通せんぼ。
ソフィ―美羽を守る騎士のようなミリー星空。
それでも、めげずに話しかける涼葉くん。
やがて、ジャン水美が上手へ戻って来ました。
軍服の上に羽織っている外套を脱がせ、椅子へ置いたミリー。
背中越しに抱きつく。
「おっ？」と目を見開いたジャン、そのままおとなしく抱かれてました。
やがて腕をほどき、ジャンと向き合うミリー。
楽しそうに、にっこり。
ミリーはガラスの装飾てんこもりの指輪を、ジャンの中指にはめます。
第一関節で止まってしまう指輪。
コロコロ笑うミリー。
「これ、どうしたの？」という感じで尋ねるジャン。
涼葉君がソフィーに渡そうとした指輪を、いつのまにか持っていたミリー。
（ジャンにはめた指輪がそれかと）
経緯を手短にジャンへ報告。
それを聞いたジャン、真顔に。
ずんずん上手奥の涼葉君の元へ向かう。
ジャンの背を追いかけるミリー。
ジャンに気づき、震えあがる涼葉君。
ジャンは客席に背を向けていましたが、涼葉君の反応で表情は推して知るべし。
平身低頭の涼葉君。
ビシッと叱り飛ばすジャン（想像）
手早く叱り、振りむくと背後にいたミリーに笑顔。
ミリーもホッとして、嬉しそうに笑顔。
ミッツィー（詩希すみれ/103期・研６）の歌が始まり、ジャンミリは一緒に踊り始めます。
すごいーーー！
ホント、絶妙なタイミングで小芝居からダンスへ。
ジャンミリ小芝居、演出家がついてる？と疑いたくなる見事なストーリー展開＆時間管理。
★DANCE＆Kiss
二人で踊り始めるも、ジャンが途中でふいにミリーにキス。
ずっと受け身だったジャンが一気に攻めてきたー！！
驚いたミリーはふらふらしながら、上手端テーブルへと移動。
テーブルに手をついて、はぁはぁ肩で息をする。
自分から攻める時は余裕あるのに、ジャンからだと一瞬で乙女に。
可愛いな、ミリー。
ミリーと離れたタイミングで、軍人とジプシー混在ダンス。
このタイミングもすごかった。
タイムキーパーがいるの？！
★ちょっとしたMystery
初日から毎回、ちょっと気になる謎が。
この場では、ミッツィ（過去公演ではマリンカ）が歌い、ジプシーとおぼしき踊り子達と軍人が入り乱れて踊ります。
本作でも、それはそうなんですね。
ただ、全員が舞台中央でビシッとポーズを決めた後、ジャンはミリーと連れ立って捌ける流れです。
その際、なぜか毎回、踊り子の一人がジャンを見上げ、立ち上がらせてもらい、ジャンに話しかけつつ寄り添って捌けようとするんですね。
初日、２日目とも内心「あれれ…？」と違和感が。
いくらジプシーが奔放だとしても、恋人が隣に寄り添っている軍人にそんな慣れ慣れしい事をするかな…？
御織ゆみ乃先生の振付とは思えず、踊り子役のアドリブでしょうか。
１月８日は踊り子を助け起こした後、ジャン水美がさっと身を引き、ジプシーダンスの真似をしながら去っていきました。
話しかけ、身を寄せて来る踊り子から自然に離れつつ、楽しい空気は壊さない。
踊り子も、ミリーも傷つけないナイス・アドリブ。
ジャン・サルヴァドルの優しい機転に、客席の私までキュン♡
★かくれんぼ
マイヤーリンクにて。
テーブルの下に隠れるマリー（星風まどか）
探しに来て、すぐ見つけるルドルフ（柚香光）
マリー「見つかっちゃったわ」
ルドルフ「親切なヒントがあったからね」
テーブルクロスから覗くドレスの端っこ。
以前は「ここは僕の庭だから」と答えていましたが、より分かりやすい台詞に変更。
小柳先生と演者が話し合ってるのかな。
より良い舞台にしようとされてる意気込みを感じます。
★カゲソロ
『うたかたの恋』エンディングの影ソロは絶好調。
龍季澪（101期・研８）は毎回、安定した歌唱。
ショーでもカゲソロで活躍しています。
常に同じクオリティで生歌を提供できるって、改めて考えるとすごいですね。
花海凛（108期・研１）は毎回、異なる景色がみえる声。
１月８日は雪が降りしきる淋しい森がみえる哀切な歌声。
龍季澪と花海凛のデュエットでは、龍季くんが主。
花海さんは完全にバックコーラス化。
男役の歌声を引き立てることに徹しています。
研１にして、100％果汁ならぬ、100％花娘。
∇ジャンミリ、ジャンミリ♪
