2021年8月8日(日)オリンピック東京大会が閉会式を迎えました。
その際、国歌斉唱を担ったのが宝塚歌劇団。
「百年を超える歴史をもつ宝塚歌劇団の皆さん」と紹介されました。
緑の袴に彩ゆたかなお着物を合わせた、凛としつつ華やかな姿で登場。
男役と娘役の混成チームですが、この時ばかりは全員「作らない」声で歌唱。
すっと揃った綺麗な声でした。
思えば、ジェンヌさんって男役はもちろん、娘役も普段の舞台では「声を作って」ますものね。
つくづく、すごいなぁと。
参加メンバーはネットニュースでも報じられましたね。
現在上演中の月組(東京)と雪組(宝塚)以外の3組のトップコンビと選抜メンバーが参加しました。
花組(6名)
柚香光(95期・研13)
星風まどか(100期・研8)
水美舞斗(95期・研13)
永久輝せあ(97期・研11)
音くり寿(100期・研8)
聖乃あすか(100期・研8)
星組(6名)
礼真琴(95期・研13)
舞空瞳(102期・研6)
愛月ひかる(93期・研15)
瀬央ゆりあ(95期・研13)
有沙瞳(98期・研10)
小桜ほのか(99期・研9)
宙組(8名)
真風涼帆(92期・研16)
潤花(102期・研6)
芹香斗亜(93期・研15)
桜木みなと(95期・研13)
和希そら(96期・研12)
瑠風輝(98期・研10)
遥羽らら(98期・研10)
天彩峰里(100期・研8)
以上、男役12名、娘役8名、合計20名。
92期(研16)1名…真風
93期(研15)2名…芹香、愛月
94期(研14)0名
95期(研13)5名…礼、柚香、水美、瀬央、桜木
96期(研12)1名…和希
97期(研11)1名…永久輝
98期(研10)3名…瑠風、有沙、遥羽
99期(研9)1名…小桜
100期(研8)4名…聖乃、星風、音、天彩
101期(研7)0名
102期(研6)2名…舞空、潤
95期と100期が突出していますね。
そして、男役は上級生、娘役は中堅どころから下の学年と綺麗に分かれています。
並び順は下手(向かって左)より、トップ男役は一段高い壇上に
下1)柚香光(花・95期)
中0)真風涼帆(宙・92期)
上1)礼真琴(星・95期)
トップ男役は上級生の真風さんがセンター。
その両脇に95期のれいちゃん(柚香)とこっちゃん(礼)
身長も真風さんが一番高いので、見た目のバランスもええ感じ。
下1=下手側1番
中0=センター0番
上1=上手側1番…と読み替えて下さい。
トップ娘役以下の並びはこんな感じ。
友人が教えてくれました。
ありがとうございます~!
超大型テレビの静止画像から拾ったのかな。
下8)瑠風輝(宙・98期)
下7)永久輝せあ(花・97期)
下6)音くり寿(花・100期)
下5)瀬央ゆりあ(星・95期)
下4)有沙瞳(星・98期)
下3)水美舞斗(花・95期)
下2)潤花(宙・102期)
下1)舞空瞳(星・102期)
中0)星風まどか(花・100期)
上1)愛月ひかる(星・93期)
上2)芹香斗亜(宙・93期)
上3)遥羽らら(宙・98期)
上4)桜木みなと(宙・95期)
上5)小桜ほのか(星・99期)
上6)和希そら(宙・96期)
上7)天彩峰里(宙・100期)
上8)聖乃あすか(花・100期)
まどかちゃんを挟み、左右隣にトップ娘役と二番手を配しています。
マイティ(水美)もほぼ二番手カウントだと思いますが、正式に二番手羽根を背負ってはいないので。
対になる上手側3番がららちゃん(遥羽)なところがニクイ。
退団を間近に控えた生徒(遥羽)へのねぎらい。
そして、対になる生徒(水美)の序列を微妙にぼかす。
劇団さんなりの各方面への配慮かな。
配慮といえば、愛月ひかるをより上位に配置していました。
これも退団を控えた愛ちゃんへのねぎらいでしょうか。
去り行く人の労をねぎらい、優遇する配慮。
センチメンタルかもしれませんが、そんな風に想像してみたり。
(「成績順では?」とのコメントを頂きました)
(そういう視点もありますね、なるほど)
(宝塚では同学年の場合、成績は大きな基準ですよね)
テレビに大きく映ったのは、トップさん3名のみ。
こっちゃん(礼真琴)のみ一人で大映りにもなりました。
そのカメラワークに気づいて一瞬戸惑いが瞳に出るも、柔和な表情で歌い続けるこっちゃん。
妹は「こっちゃんが TOP of TOPだからかな?」と推測していました。
わが姉妹間では「礼真琴=宝塚歌劇の屋台骨」という共通認識が生まれています。
特に話し合ったわけでなく、こっちゃんの舞台を観ていて、互いに自然と感じているだけなんですが。
真風さん、彩風さんといった錚々たる上級生がトップとして立っておられるのに、勝手にすみません。
誰もが認める TOP of TOP だった柚希礼音(85期)に憧れて宝塚を目指した少女が、星組ひいては宝塚歌劇団を背負って立つ。
そんなドラマも含めて、「こっちゃん…!」な訳ですが、やはり圧倒的な実力とプロ意識の高さにやられてます。
特に尾骶骨直下型の低音ボイス。
たまらぬ。
柚希さんも凄かったけど、こっちゃんも凄いイケボ。
ええ声と歌ウマさんに弱いシスターズなもので。
そんなわけで、明日海さんと望海さん。
OGになられても愛しています。
ただ、OGさんと現役ジェンヌを同時に追いかけるって、いろいろ試されますね。
愛のみならず、時間・お金・体力などの配分が…。
前回はOGさんについていき、宝塚から離れましたが、今回は両立中。
優先順位を見極めながら、死なない程度(破産しない範囲)でがんばろう。
優先順位は安易に固定せず、適宜見直し、ケースに合わせて柔軟に対応したいと思っています。
一人だけを集中して応援することもアリ。
複数をいろいろ応援するのもアリ。
気持ちが変わることもアリです。
それは浮気じゃなくて、自然な変化。
罪悪感は感じなくてOK。
己の「好き」「気になる」に従えばいいと思います。
べつに婚姻届だしてるわけじゃないですしね。
宝塚を応援してると、よく贔屓以外が気になると「浮気」と己を責める方がいらっしゃるなぁ、と思いまして。
他者を責めるのと同じくらい、己を責めるのも罪深いと思います。
それに宝塚はある程度浮気しないと、ホンマに一人が一人(一組)のみひとすじだったら、劇団の収益は成り立たない気がします。
あたかも年間数百万人が観劇しているかのように報道されていますが、宝塚ファンのリピート率はすごいですからね。
例えばジャニーズはテレビで広く顔を売ってるので、ドームを埋める人数を一気に集められますが、宝塚の場合、それは難しいかもしれません。
ですが、リピート率の高さはジャニーズ以上だと思います。
(ジャニーズもリピート率は高め傾向なれど)
私は宝塚とジャニーズの双方を身をもって経験しました。
ジャニーズ貧乏とタカラヅカ貧乏、骨身に沁みてます。
老後資金ためようね、わたし?
なんとも尻すぼみな話になりましたが、自分の気持ちに素直に。
変化してもOK。
変わらなくてもOK。
一途は素晴らしい。
いろんな人の魅力に気づく感受性もすばらしい。
大丈夫、安心して。
その人、その人にとって、その時に必要な人と出会うようになっています。
これからも思うまま、感じるまま、愛を注いでいきましょう。
∇グランデ・アモーレ!!