明日海りお主演ミュージカル『マダム・モーツァルト』
 
2021年7月11日(日)情報解禁になりました。
続々と共演者が発表される中、「7月半ばに発表予定」のモーツァルトの妻・コンスタンツェ役。
 
「発表予定が7月半ばだなんて、華優希の退団待ち?」
 
…と予想した人、手を挙げて?(はーい!)
 
前回チラッと予想を書いたら、コメントで同意して下さった方(ちろ様)、握手です。
 
なるほど、これも踏まえてのNHKうたコンでの『なごり雪』歌唱だったのかな。
それは穿ちすぎかな。
 
退団後もトップコンビが共演する事はありますが、退団後は女優同士。
 
朝夏まなと実咲凛音『モダン・ミリー』で共演。
友人同士の設定でした。
(残念ながら、コロナ禍で上演中止)
 
明日海りお華優希は、夫婦役での共演。
 
…いやはや、凄すぎる。
 
影のプロデューサーとして、小池修一郎先生か小柳奈穂子先生あたり、噛んでます?
 
2017年春、全国ツアー『仮面のロマネスク』を観た時、黒キャラ・ヴァルモン(明日海)とメイドのジュリー(華優希)の絡みが…ほんの短いものでしたが、それを観て、思ったのです。
 
一作でもいい。
この二人がガッツリ組む芝居を観てみたい。
 
2年後、思いがけず願いが叶い、トップコンビを組むことに。
ただ、残念ながら、プレお披露目はコンサート。
 
大劇場お披露目も、絡みはトータル数分あるかないか。
わずか数分でも、魂が震える芝居を見せてくれましたが。
 
明日海りお華優希には、がっつり芝居で組んでほしかった…。
 
そんな不完全燃焼の想いを残し、あれから2年。
まさか、こんな形で再タッグを望めるとは。
 
しかも、「互いに女性同士だけど、夫婦」という複雑な設定。
 
ビジュアル的には宝塚時代と似ていますが、内実はむしろ正反対。

エリーザ(明日海)は決して望んで男性のふりをする訳ではないし。
 
歴史的に悪妻と名高いコンスタンツェ。

本作では、モーツァルト(明日海)を愛しながら、女として満たされず、夫の弟子と不倫。

複雑な心情を抱えるコンスタンツェを華優希がどう演じるか、興味は尽きません。
 
入口こそ、「宝塚時代のトップコンビ再共演、しかも夫婦役」ですが、ワクワクして蓋を開けた肩透かしどころじゃないのでは?
 
その「期待への裏切り」こそ、本作の見どころになる事でしょう。
 
明日海りおと、華優希
繊細な芝居巧者の二人が、どれほど緻密な演技を積み上げるか。
 
芝居に対するこだわりが強い者同士、単なる再共演に留まらないはず。
 
独り立ちした俳優同士、火花散る競演を魅せてくれることでしょう。
 
∇みりはな再タッグ、Danke schön. ♪(^-^)

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