本日は怒濤の花組ニュースの嵐でした。

語りたい、この衝撃を。
しかし、今週は仕事が立て込んでて、今まだ帰宅途中です。


1)花組トップ娘役の発表

華優希さん、トップ娘役に決定おめでとうございます。

100期生から2人目のトップ娘役が輩出されましたね。

華さんほどヒロインらしく、柔らかく可憐で清楚な娘役さんは貴重だと、常々思っています。

(ほかに敢えてあげるなら、月組の白河りり、星組の水乃ゆりも、可憐な正統派ヒロイン路線ですね)

『あかねさす紫の花』で、大海人皇子(明日海)に鸕野王女(華)が寄り添う姿は溜息ものでした。

ビジュアル・イメージや雰囲気がとても合うお二人です。

明日海さんも、華ちゃんも、大好きなジェンヌさん。
お二人が並ぶ姿は花のようでしょう。

成熟したトップの片割れが、若い相手役を育成し、己の後継者への置き土産とする。

そうしたら、残留した片割れが新たな相手役をサポートし…という、伝統的なスタイルを踏襲しているのでしょうね。

近年は、添い遂げ退団が主流になりつつある模様。
添い遂げは確かにときめきます。

さりとて、片方が残ってサポートをする形も捨てがたい良さがあります。

最も古い伝統を受け継ぐ花組は、トップ継承も伝統を守っているのでしょうか。


2)恋するアリーナ

そんな2人の新トップコンビ・プレお披露目は、なんと横浜アリーナのコンサート。

『恋するARENA』

花男や花娘に恋い焦がれる乙女(乙男?を含む)が集結。

しかも、明日海さんの誕生日6月26日ですよ。
狙ってますね、劇団さん?!

アリーナクラスでコンサート開催できるなんて、すご…!

(大阪城ホールでもやろうよ…!)
(大阪城ホールでもやろうよ…!!)
(大阪城ホールでもやろうよ〜〜!!)


3)夢売るレアケース

相手役が4人となる事は極めてレアケース。
…というか、初めてですよね。

珍しいケースですが、そうなった理由はごくごく伝統的だと思います。

単純に「4人目」という点をクローズアップするより、俯瞰してみたら、劇団が描いた地図が見えてくるかも。

何にせよ、宝塚歌劇団という組織の意向が大きく働いているのは確かでしょう。

官庁や会社など組織で働いた経験があれば、容易に想像できる事なので、今まで敢えて触れませんでしたが。

「すまじきものは宮仕え」と言いますが、組織に属する以上、理不尽はあって当たり前…という側面はありますものね。

それは、宝塚歌劇団とて例外ではないかと。

むしろ、夢を売る劇団ゆえに、楽屋裏は死守するはず。

責任ある立場の方は特に、ぐっと呑み込んでいる事は多いはず。

私もいち社会人として、いちファンとして、見守っていきたいと思います。


4)ちなつ、月へ帰る

鳳月杏が『CASANOVA』千秋楽をもって、月組へ帰還。

組替というより、帰っていく感じかもしれませんね。

明日海さんを支えるため、月からやって来た天人が、今度はたまちゃん(珠城りょう)を助けに戻っていく…。

そんな風に感じました。

ちなつさんには、明日海さんを見送ってほしかったな。

でも、明日海さんと添い遂げてほしくはないのです。

トップはいずれ去らねばなりません。
でも、ちなつさんはトップではないから。

ちなつさんほど望まれ、愛されているジェンヌさんには長く長く、宝塚にいてほしい。

月に戻ったかぐや王子・ちなつさん。
月も観に行きますからね?
たまちゃんとのコンビネーション、楽しみにしてますからね…!


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