く月組全国ツアー『鳳凰伝/CRYSTAL TAKARAZUKA』初日の舞台を、梅田芸術劇場にて観てまいりました。

お芝居も、ショーも、見応えがありました。
人数の少なさを感じさせない、充実の陣容。

たまちゃぴトップコンビの舞台は、おおむね観ていますが、(ワタシ的に)ハズレなし記録更新中です。 

2017年5月の博多座公演は、残念ながら拝見していませんが、予想を上回ったと聞いております。

珠城りょうと愛希れいかのトップコンビは、単に相性が良いというレベルを超えてますね。

愛希れいかは周知の通り、宝塚の枠を超えた大器。
珠城と組んでからの愛希は、己の才能をのびのびと楽しんでいるかのよう。
制約やリミッターを外し、自由に羽ばたき始めていますね。

対して、珠城は驚くほどセンターが似合う、真ん中力のある男役。
ちゃぴがどこへ飛んでいこうと、揺るぎなく0番ポジションに立ち続けるたま様。
笑顔でちゃぴを見守り、タイミングを見計らって片手を伸ばし…あるいは両手を広げ、ちゃぴを隣に連れ戻します。

改めて、互いにベストマッチの相手役なんだなぁ…と感じました。

そこに絡んでくる、月城かなと、海野美月。

今回、月城かなとは2番手ポジション。
お芝居では、珠城りょうとガッツリ組み、歌の掛け合いも。
ショーでも、月城さんは独自の見せ場も持ちつつ、トップを支える活躍ぶり。
個性が異なり、互いを引き立て合う、絶妙なバランスのワンツー。

そこに、ちゃぴが加わる並びも、多々みられました。
たまちゃぴれいこのトリデンテは、ちぎみゆだいもん並みに最強の香りが漂います。

94期(珠城)と95期(愛希、月城)の音楽学校・本科予科トリオ。
音楽学校時代を思わせる、わちゃわちゃ感、いいですね。

今回の全ツでは、たまちゃぴれいこの3人でタッグを組んでるので、トリデンテと呼ばせて頂きました。
実際の2番手・美弥さんに失礼な書き方でしたら、申し訳ありません。

海野美月は繊細な芝居や、確かな歌唱力で、2番手娘役として文句ない働きぶり。
ふだんは観劇して感情を揺さぶられても、涙を流す事はめったにない私ですが、くらげちゃんの演技で自然と泣かされました。

組長を始めとする上級生達も、蓮つかさや朝霧真ら下級生達も、ほんと皆さん素晴らしかったです…!

お芝居のこと、ショーのこと、ご当地ジェンヌ紹介、トップご挨拶など、話したいこと盛り沢山!
記憶にあるうちに、書き記したいです…が、とりあえず中締め。

最後に、たま嫁さま、今回もお世話になりました。
可愛い孝行嫁に恵まれ、姑冥利に尽きます。
(リアルな嫁姑じゃないですよ、念の為)


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