本日9月17日(日)16時から、『ハンナのお花屋さん』スペシャルがBS-TBSにて放映されました。

以下、ネタバレしまくり感想です。 

 

 

★オープニングは黒燕尾 

 

番組はなんと『金色の砂漠』フィナーレの、大階段・男役群舞体スタート! 

これは嬉しいサプライズ。 

 

現時点で思うのは、『金色の砂漠』が明日海りおトップ時代の代表作になるのかな…と。 

振り返れば、これ程までに「明日海りおにしか成し得ない作品・役」はなかったな、と。 

 

小池修一郎先生にとっては、『ポーの一族』のエドガーが「明日海りおにしか成し得ない役」なのでしょう。 

そこは同意させて下さい、小池先生。 

 

ただ、代表作になるかどうかは、実際に観てみてから。 

小池先生、期待しています。 

 

 

★ふたつのお花屋さん 

 

ポーの前に『ハンナのお花屋さん』ですね。 

植田景子先生のインタビューで、判明したこと。 

 

グラフの花屋のお兄さん姿が大好評だったので、花屋の話に決めました。 

ファンの要望をオーダーメイドで作り、提供するのが宝塚だから…とのこと。 

 

……そうですか。

そうだったんですね。

 

あのグラフの花屋のお兄さん、確かに素敵でした。 

あの世界観で、明日海さんを配置して下さる発想も、お気持ちも、嬉しいです。 

 

……ですが、グラフの花屋グラビアとは、似て非なるもの(企画)だと感じています。 

 

例えるなら、昔ながらのホットケーキと、今流行りのお洒落なパンケーキみたいな?

ケチャップで和えたスパゲッティと、イタリアンのパスタみたいな?

 

どちらも美味だと思います。 

大きな括りで言えば、どちらもパンケーキだし、パスタです。 

 

前者は「懐かしい食卓の味」で、後者は「専門店の味」 

 

グラフの花屋グラビアを見て、読者が感じたのは、

「フラリと立ち寄ったお花屋さんに、こんな可愛カッコイイ店員がいたら…♡」

という日常のドリームだと思うんですね。 

 

あのグラビアに、日常の夢を、リアリティ溢れるフィクションにときめきました。 

「もしかしたら、本当に街角の花屋さんに、もしかしたら…?」みたいな。 

 

宝塚グラフのグラビアは、いわば前者のテイスト。 

日常に潜むファンタジーを、グラビアで再現してみせてくれました。 

見事なまでに。 

 

『ハンナのお花屋さん』からは後者のテイストを感じます。 

より専門性が高く、高度で、「今」を感じさせるというか。 

デコレーションされ、アレンジされたような。

 

グラフのお花屋のお兄さんは、より素朴で、だからこそ、より夢を見られたような気がします。

 

どちらが良い悪いではなくて、「似て非なるもの」とは、そういう意味です。 

 

 

★34歳のビジネスマン・クリス 

 

『ハンナのお花屋さん』は、とても力を入れてもらっています。 

制作発表会の様子を見ても、楽曲、ビジュアルともに素敵です。 

 

クリスが34歳と、大人の男性である点も、なかなかポイント高いかもしれません。 

明日海さんが演じるので、20代後半位がしっくりくる気もしつつ。 

物理的年齢より若く見えますから、明日海さん。 

 

とはいえ、明日海さんの事ですから、30代半ばのビジネスマン兼フローリストを演じ上げる事でしょう。 

 

個人的に、頭が良さそうなメガネ男子に激しく弱いのです、昔から。 

人生最初にファンになったのは、映画解説者・淀川長治さん。 

ストライクなビジュアルは25年前から、陶磁器鑑定家の中島誠之助さん。 

ドリフターズの中で一番好きだったのは、仲本工事さん。 

ポイントは皆さん、メガネ。 

(そして、とっても大人ですね)

……わかりやす過ぎる…。 

 

そんな訳で、ビジュアルはやばいくらい好みです。 

年齢設定も、成熟しつつある大人ってたまらない…! 

みりおちゃん、がんばって!(←何故にひらがな?) 

 

 

★ニコライ・バーグマン氏に師事?

 

デンマーク人のフローリスト・ニコライ・バーグマン氏から花の扱い方を教えて頂く明日海さん。 

 

…てか、日本語うまっっっ!! 

ニコライさん、日本育ち?…じゃないですよね? 

 

物腰も柔らかく、穏やかな風情。 

でも、プロフェッショナルの風は感じます。 

 

棘を抜き、葉を間引き、茎を切る。 

デリケートな品種は、器具を使わず、手で。 

 

棘が刺さり、痛そうなお顔を見せる明日海さん。 

 

……ちょっと、水切りを習う企画したの、どなたですか? 

 

ありがとう、企画した人! 

グッジョブ、企画した人! 

 

明日海さんの痛そうな顔。

でも、イテッくらいで、仕事や日常生活に差し支えないであろう痛み。 

 

はあぁあぁ〜〜〜、たまらん……! 

明日海さんの痛がる表情、たまりません。 

 

明日海 「手の皮膚がまだ薄いですね」

バーグマン 「10年も続けてれば、硬くなるよ」 

明日海「花屋を始める時は、がんばります」 

 

いやいや、そんなそんな。 

みりおちゃんの手の皮膚は柔らかいまま、痛がっていてほしいです♡ 

 

 

★メンズライク明日海 

 

バーグマン氏の指導のもと、水切りしたり、アレンジメント・フラワー作りに挑む明日海さん。 

 

ここでのツボは、真剣なまなざし。 

そして、腕まくりした腕に浮かぶ血管…! 

 

手の甲や、腕に血管が浮かぶって…! 

ときめく……♡♡♡

 

女性って、なかなか血管が浮きませんよね? 

(…え? それは私が脂肪に恵まれてるから?)←物は言いよう 

 

明日海さんのメンズライクな面が垣間見えて、ドキッとしました♡ 

やだもう、みりおちゃんったら♡

 

フェアリーほわほわ〜に見せかけて、よりにもよって、腕に血管……!

血管が浮いた腕……!

 

いや〜〜ん♡♡♡(ジタバタ、ジタバタ)

 

まだまだ語り足りないので、続きそうですが、とりあえず……休憩…!

 

 

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