8月27日(日)は花組『邪馬台国の風/Sante!!』大千秋楽。
 
東京宝塚劇場で観てまいりました。
 
感想とレポを、ひとまずざっくり第一弾。
 
 
◆指揮は塩田先生
 
明日海さんはじめ、久々に観る花組子たちの熱演に胸が熱くなりました。
指揮者が塩田先生でいらっしゃる事も、大きかったかも。
塩田先生は安定感に加え、組子たちの呼吸をちゃんと読み取りながらタクトを振って下さるので。
 
音楽は素人の私にも、わかりました。
音の出だしのタイミングなど、絶妙に合わせて下さってる事が。
組子のタイミングのみならず、会場の拍手や反応も的確に読み取り、適切に遅らせたり、ずらしたり。
塩田先生の指揮には、組子や観客への愛情を感じます。
 
東京のオーケストラは、本拠地と異なり、常任ではありません。
だからでしょうか、どうしてもクオリティは低下しがち。
個々の奏者の腕は良くても、アンサンブルはまた別の話ですから。
少なくとも昨日の演奏は、本拠地のオケと遜色なく感じました。
 
 
◆『邪馬台国の風』が良くなってる…!
 
本拠地での上演時に比べ、格段にわかりやすくなっていました。
整合性がとれ、細かく補足修正がなされ…。
 
本拠地でも、新人公演はわかりやすく手が加わっていました。
新公担当・樫畑亜依子先生の補正アイディアを、中村暁先生が組み込まれたのでしょうか。
 
年齢や性別に関わらず、他者の意見を採り入れる事は誰にも難しいことです。
中村暁先生ほどのキャリアを持つ演出家が、新米女性演出家の意見を採用するなんて。
 
もし本当にそうされたなら、柔軟な姿勢と英断に拍手を送りたいです。
(えらそうに申し訳ありません…)
 
 
◆『Sante!』!の酒飲みKIZZA君(明日海りお)
 
何回観ても楽しいショー。
藤井大介先生の熱いショーは花組と相性が良いですね。
 
可愛いフルーツワイン達の中でも、とりわけ音くり寿ちゃんへのイジリが毎回楽しそう。
本拠地では興に乗ると、寸止めキスしていたKIZZA君。
(6/26明日海さん生誕日の公演回、宝塚千秋楽など)
 
東京大千秋楽では、くり寿ちゃんのお鼻をつまんでました。
くり寿ちゃん、びっくり顔。
そんなくり寿ちゃんを見て、KIZZA君も可愛くてたまらないはず。
 
二度目の絡みでは、あごをクイッとすくって顔を近づけてました。
(こちらは、スタンダードなイジリ方ですね)
 
フルーツワインを飲み過ぎ、グテングテンのKIZZA君。
 
「今日で、このバーは閉めようと思うんだ」
 
…あぁ、千秋楽だからね…と思っていたら、
 
「ねぇ、理由を訊いて?」
 
意外なところで、おねだりKIZZA君。
 
「今度はお花屋さんを開くんだ」
 
……そうくる!?
 
「10月開店です、みんな来てね」
 
行く行く、行きますとも!
チケットがあれば!
(実は千秋楽の前に、赤坂へ下見に行った私)←チケットないのに?
 
「宣伝しちゃった」
 
ちゃっかり、お茶目な KIZZA君でした。
(はいからさんの宣伝は?)
 
大千秋楽の感想とレポは、まだまだ続きます。

 

 


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