今月は足踏みしていた複数の案件が一気に動き出し、アワアワしています。

おかげさまで、脳細胞が活性化してます……たぶん。

 

そんな状況ながら、週末の宝塚は大事なビタミン。

大劇場で『ケイレブ・ハント』観劇。

 

観劇前に、はなさんとお会いしました。

キャトルで買物したり、ごはん食べたり。

涼風真世様のアルバムも聴かせていただきました。

 

涼風さんの歌声すばらしすぎ…♡

『殺さずの誓い』は、半ば剣心として歌っておられますね。

ドラマティックでした……ドキドキしました。

 

しかも、清里はうちの息子…(心の息子・縣千)

その名を涼風さんに(歌詞として)呼んで頂けるなんて…。

感慨深かったです…。

 

さらに、ももちんさんと開演前にお会いしました。

大まかな時間と場所だったのに、バシッと見つかりましたね。

手作りのバッグやウォレットは、いつもながら工夫が一杯。

 

手作りといえば、Anneさんも可愛いバッグやポーセラーツを製作されてます。

私は不器用なので、対岸の花火を見上げるが如しです。

 

そのAnneさんが宝塚友の会と握手して、ゲットしたお席。

とっても見やすかったです。

お誘い、ありがとうございました。

 

今日は、ショー『Greatest HITS!』の感想など…。

 

オープニングから、軽快で楽しく、おもちゃ箱をひっくり返したかのよう。

今回のショーは、ほとんどが耳に慣れ親しんだ曲ばかり。

スタンタードと呼ばれる時代を超えて息づく定番曲、映画のメインテーマ、昔のヒット曲、クラシックの名曲などなど。

 

縣千くんは、顔が少し変わりました。

舞台化粧が上達したんでしょうね。

 

目が、よりパッチリ大きくなりました。

もともと切れ長の印象的な瞳ですし。

 

ロケット等では、表情がより多彩になりました。

とても艶やかな表情を覗かせます。

同時に、くちびる尖らせたり、破顔大笑してみせたり、変化がめまぐるしい。

 

以前は、終始アルカイック・スマイルを湛えていたので変化に驚き。

私はどちらも好きです。

ちさと君の菩薩のような微笑み、大好物なもので。

 

仏像が湛える穏やかな微笑みが、アルカイック・スマイル。

秋篠宮紀子様は、代表的なアルカイック・スマイルの持ち主ですね。

常に優しく微笑むような、柔和な表情でいらっしゃいます。

 

表情が多様に変化する中でも、ちさと菩薩スマイルは健在です。

ちさとちゃんも皇室に入れそう、気品や表情の柔らかさを見る限り。

 

ショーのフィナーレではちさと君、なんと早霧さんの真後ろに立ってます。

ダルマ姿で。

 

ちぎさんが定位置に戻られたら、大羽根に隠れて見えなくなるものの。

トップさんの真後ろだなんて。

すごいわ、ちさと…。(突如母親モード)

 

今回のショーでは、群舞のみのちさと君。

後ろや端っこで、楽しそうに踊ってます。

もうね、後ろも後ろで、全っ然見えないのに、楽しそうに手を振り上げたりしてて、まぁ可愛い。

 

全っ然見えてないのに、なんで見えてるねん?…って?

それは母の愛です。(生んでないけど)

 

オペラグラスを構えてたら、ちらほら見え隠れします。

見え隠れした瞬間を繋いでいくのです。

 

オープニングは一番後ろながら、壇上に立ったりして、よく見える時もあります。

この時、オペラグラス越しに目が合った気がしたのは、気のせいでしょうか…?

ウィンクも飛ばしてた気がするけど、気のせいでしょうか…?

 

『Bow Singing Workshop 雪』では、客席に目線を投げかけるのも照れてたようなのに。( 私が見た限り…)

 

なんだろう、あの成長っぷり…?

誰かに指南して頂いたのかしら…?

 

それにね、その場の全員がぎゅっと集まる最後のキメで、後ろとはいえ意外と真ん中にいることも。

咲妃みゆちゃんメインの『マテリアル・ガール』とかね…。

 

『マテリアル・ガール』といえば、下手側で男女ペアで踊るはずが、縣くんだけ相手がいなくて。

 

え? 縣くんが余るなんて、そんなのアリ?

よかったら、私が…(やめい)… …と思ったら。

 

メインの男役さんがみゆちゃんを選んだ事で、余った娘役さんが移動し、縣くんと組むんですね。

なるほど~。

 

…というように、縣くんが出てると、そこしか観てません、ほぼ。

映像には残らないだろうから、しっかり見ておかねば。

 

もちろん、縣くんが出てなくとも、見応え・聴き応えがある素晴らしい場面がたっくさん。

 

例えば、『Summer time』

早霧せいなさんと望海風斗さんの妖しい絡み。

「妖艶」「耽美」という表現がはまりますね。

 

望海さんの表情は、闇の帝王。

早霧さんは、心許なげで儚げな風情。

繊細な芝居巧者同士のダンス・ パフォーマンスは芸術的ですらあります。

 

望海さんは、ベートーベン『運命』を歌う場もありますね。

あれは、望海さんだから成し得る場でしょうね。

 

最初、望海さんの声は、望海カラーが消えています。

透明で繊細な、ひたすら綺麗な歌声。

 

それが、曲調の変化で一気に、良い意味でアクのある声でシャウト。

その落差がすごい。

ドラマティックな歌声に惹きこまれます。

 

すべてが死に絶え……その後、再生する清浄な世界。

 

清らかな魂を体現したかのような、早霧さんと咲妃さんの二人が踊る 『虹の彼方へ』

(Over the Rainbow)

 

ちぎさんとみゆちゃんのデュエットダンスは、夢のような美しさ。

 

選曲といい、振付といい、お二人が醸し出す空気といい……最高に晴れやか。

影ソロの真篠まからさんの歌声が、これまた美しい。

 

すべてが美しい、究極の宝塚デュエットダンスでした。

 

クリスマスソング・コーナーはじめ、お笑い要素も満載。

 

「ハロウィンもまだなのに早すぎる」 

 

とツッコミながら歌う、クリスマスソング。

ハロウィンが終わったら、何とネタ振りするのかな?

 

楽しみ方の振り幅が大きな雪組さんです。

 

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