ふね雪組『るろうに剣心』新人公演の感想第三弾です。

縣千くん目当てでしたが、思いのほか収穫が多い公演でした。
当初は千ちゃんレポだけのつもりが、 永久輝せあ剣心の完成度が高く、触れずにいられませんでした。

そして、武田観柳を演じた橘幸くんも、場を湧かせてくれました。
最初は、単なる悪人に見えていた観柳さん。
話が進むに従い、お笑い要素が充填され、いつしか目が離せなくなりました。

千ちゃんをロックオンするつもりが、観柳の声が聴こえたら、 思わず下ろすオペラグラス。
観柳も視界に入るよう、肉眼のみに頼ることに。
「ガトガトガトガト、ガトリング~♪」が耳から離れません。

観る方も楽しいし、演じる方もやり甲斐がありそう。
後半では、観柳が出て来た時はもちろん、捌けていく時でさえ、笑いが起こってました。
観客の印象に残りやすい、儲け役の一つですね。
二枚目より、いっそ美味しいかもしれませんね、これは。

二枚目の筆頭・蒼紫役も、もちろん美味しいです。
単に美形というだけでなく、歌って踊れるアイドル設定(違)だもんなぁ。
これはこれで、めっちゃ美味しい役でしょう。

宝塚版四乃森蒼紫は、月城かなと君(and 縣千くん)を「きゃあ、かっこいい♡♡」とクラックラさせる演出が施されてました。
ありがとうございます、小池修一郎先生。
ちさとをイケメンに生んで良かった…!(←出産経験ないけど)

永久輝さん、橘さん、縣くんに照準を当てての感想でしたが、他のキャストもチャーミングでした。

動きながら歌うと息が切れたり、声がブレたり。
台詞を噛んでしまったり。

そういう事は、ちょこちょこ見受けられました。
ですが、それを差し引いてなお、充分楽しませて頂きました。

チケット代以上の舞台を魅せて頂きました。(私はB席2,500円也)
とっても楽しい舞台でした。

帰りは宝塚駅で偶然、友人と再会。
彼女も新人公演の帰りでした。
感想を語り合いつつの楽しい帰路となりました。

私が「千ちゃん、千ちゃん」と騒いでたので、しっかりチェックしてくれたそうです。
ふっふっふ、千ちゃん、良かったでござろう?

やはり新公を観ていた別の友人とは、帰宅後メールの応酬。

「千ちゃん、かっこよすぎ♡」
「ひとこちゃんの剣心、似合いすぎ♡」
「橘さんの観柳、ナイスキャラすぎ♡」
「雪組の若手さん達、みんな良かった~♡」
「新公って楽しいね、楽しいね♡♡」

こちらの友とは、ほぼ同時期に千ちゃんに注目し始めました。
互いに初舞台から観劇し、応援しています。
互いに大本命は別にいますが、千ちゃんは別腹となっております…。
(スイーツなのか、千ちゃんは?)

今の雪組は勢いがあり、本公演・新人公演ともにチケット入手困難。
そんな状況ではありますが、これからも縣千くんはじめ、雪組の皆様を見守らせて頂きたいと思っています。


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