SMAPと宝塚の絡みを振り返る、勝手にシリーズ化・第三弾(私が書きたいだけ)

Lesson4、大階段での群舞。 講師はダンスの申し子・蘭寿先生です。
「仲間を呼びたいと思います」と蘭寿先生。
紅ゆずる(星組)、明日海りお(花組)、朝夏まなと(宙組)、真風涼帆(星組)の順で入場。
白っぽい衣装の紅さんと、黒でキメてる朝夏さん&真風さんに挟まれた明日海さん。
白シャツに黒ネクタイ、ラベンダーブルーのジャケット&細身パンツに黒いロングブーツ。
ブーツの中にパンツを入れ込む履き方、いいですね~♡
貴公子の香りがします。
ジャニーズでは嵐さんがよくやってますね、その着こなし。

ここはリヒテンシュタイン、妻に先立たれて男手一つで幼い息子を育ててきた父が、ようやく再婚することに。
今は財産もないけれど、貴族の末裔としてノブレス・オブリージュを矜恃とする父。
そんな父を尊敬する息子(16)は、生まれながらの気品を持ちながら、朗らかで心優しく成長。
父の結婚式に参列する、精一杯の正装は、どこか先の世の皇太子を思わせた……って風情ですね、みりお様…♡
何故リヒテンシュタイン? それは私にもわかりません。
ふと、欧州の美しい小国の田園風景と、小さな教会の前で佇む明日海さんの姿が浮かびましたのよ。

四人で並ぶと、明日海さんはひときわ骨格が華奢に見えるし、少年ですね。
あれからまだ1年も経たないのに、今の明日海さんは当時に比べ、大人への過渡期を感じさせる風情を纏ってきたような。
パンケーキの妖精さんとか、それは言わない約束で。

朝夏さんは青年の風情ですね。
大人の階段を確実に登り、来年の今頃は就活始めなきゃな、みたいな。
引きのアングルで見ると、肩幅があって手足が長い朝夏さんは、ホントかっこいいお兄さん。
「シュッとした若者」「爽やかなお兄さん」なんですよね。

大学生の朝夏さんが家庭教師として、高校生の明日海さんを指導する図とか…見てみたい♡
小池先生、新作創って下さい、この二人で。(無理ですよね、わかってます)
この並び……普段なら、ありえません。
貴重、貴重、目の保養♡

紅さんと真風さんは、モデルっぽいですね。
都会的な香りがします。
…って、みりお様から田園風景を想起したのは、ご本人が醸す空気感ゆえでしょうか。

さて、話を元に戻しましょう。(脱線しすぎやろ)
蘭寿先生を囲んで、大階段での群舞(クラクラクラ…ッ)
階段と男役さんの組合せって、最強ですね。
蘭寿先生、掛け声も雄々しくセクシーに、しなやかに踊りながら階段を降りていかれます。
蘭寿先生の周囲を取り囲む四天王は、向かって右側の前段に明日海さん、後段に朝夏さん。
向かって左側の前段・紅さん、後段・真風さん。

踊りが始まる前の、各自のスタンバイポーズがまた堪らない。
みりお様は、糸が弛んだマリオネットのようなポーズ。
芝居心を感じます。

音楽が鳴り響き、振付もスタート。
…ん? 半テンポ遅れてる人がいますよ?
もしかしなくても、妖精さんですか? ですね?
振付は覚えてるけど、タイミングを合わせられない…のかな?

揃えて踊らねばならぬ場面ですが、きちんと振り合わせをする時間がなかったんやろね。
年末年始の特番収録なんて、普段以上に時間カツカツで進行してるでしょうし。
SMAPも、タカラジェンヌも、ダンスについてはプロだからと容赦なかったんちゃうかな。
5分足らずで一通り振り写しして、「じゃ、ランスルーで本番いきます」みたいな。

ジャニーズなら、不思議じゃないっす。
例えば、ジュニアになりたてホヤホヤの少年達を「you達も出ちゃいなよ」と練習や打合せ一切ナシで舞台に送り出す話を、何人何十人のデビュー組やジュニア達が話していたことか。
中には、まだジュニアですらなく、見学に来た段階で「youも出ちゃいなよ」もあったよね、某堂本さん達?
素人にもフツーに無茶振りするのに、プロには更に容赦なかろうね。
推測ですが、リアルに想像がつくのが、ジャニーズ・クオリティ。(むしろ、まだまだこんなもんじゃ終わらない…)

立ち位置的に、最前列にいる明日海さん。
タイミングを合わそうにも、トップさん(またはSMAP)さえ黙視確認が難しい状況。
せめて後列にいれば、少しは違ったでしょうか。
回数を重ねれば、タイミングを掴めるかな…と期待しつつ見守ってましたが、なかなか…なかなか、ね?

しかし、一度だけ奇跡は起こったのでした。
長くなりすぎたので、以下次号。(脱線しすぎや)

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