2026/03/12(木)宝塚大劇場にて上演された、花組『蒼月抄』新人公演の感想つづきです。

 

 

★鏡 星珠(106期・研6)

平 知盛

本役…永久輝せあ(97期・研15)

平清盛の四男(蒼月抄では次男ポジション)

『蒼月抄』に登場する兄(宗盛)、弟(重衡)、妹(徳子)は同母兄弟

 

 

すっきりした目元が印象的な武将。

滑舌が良く、安定感のある男役声。

歌唱も、台詞も、耳に心地良かったです。

 

クライマックスの髪が乱れた状態での殺陣は、髪がスムーズに解けず。

中途半端な乱れ具合も、戦闘の激しさ、必死さが出ていたかと。

 

カテコ挨拶では、言葉を選びながら、訥々と。

懸命に言葉を選びながら、半ば魂が抜けた状態でご挨拶。

文言はありきたりながら、全般への感謝を表明。

真面目さ、懸命さが滲み出ていました。

 

 

★翠笙芹南(109期・研3)

明子

本役…星空美咲(105期・研7)

公家(花山院藤原氏)の娘。知盛の妻

 

ビジュアル・雰囲気とも落ち着いた大人女子。

面長系のすっきりした顔立ち。

 

低めの落ち着いた声で、滑舌良し。

歌唱も、丁寧に歌っていたと思います。

相手役さんが小柄ゆえ、寄り添う際は膝折もしっかり。

 

余談ですが…

2024 NHK大河『光る君へ』の明子(藤原道長の側室)と顔立ちが似てました。

あちらの明子は、奇しくも源姓でしたが。(演者:瀧内公美)

 

 

★遼 美来(106期・研6)

平 重衡

本役…聖乃あすか(100期・研12)

平清盛の五男(蒼月抄では三男ポジ)

風流を愛する雅やかな武将

 

重衡は公家のような風情をもったサムライ。

衣装も青と黄色のグラデーションと色合いからして美しい。

(さりげなく蒼と月ってあたりが心憎い)

 

表情豊かで、ふんわり明朗な空気を醸し出していました。

兄たちに比べて若々しい発声ながら、高すぎない男役声。

台詞も歌唱も明快。

 

明るく華やかな風情とビジュアル。

勝手ながら、「花組の桜木みなと」と思ってます。

 

カテコでは、鏡くんをずっと見守っていました。

微笑をたたえながら、頷きながら。

無言の力強い励まし、鏡くんに届いていたはず。

 

 

★月世 麗(109期・研3)

平 教経

本役…極美 慎(100期・研12)

知盛たちの従兄弟

平家物語では、源義経を追い詰める猛将として描かれています。

(軍記物は必ずしも史実とは限りませんが)

 

本役さんに寄せてました、演技も発声も。

新公とはいえ、メインキャスト抜擢。

全身全霊を込めて挑まれたことかと。

 

声の出し方も似てるのは、驚きました。

本役さんに忠実なのか?

月世くんもそういう声なのか?

はたまた、七色の声の持ち主なのか?


誰しも模倣から始めますし、一球入魂の姿勢はすばらしいかと。

同時に、月世麗というオリジナルを大切に。

影響を受けすぎず、芸幅を広げていかれますように。

 

 

∇ キャスト別感想まだ続きます♪( ´▽`)

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