2026/01/30(金)博多座にて、『エリザベート』望海シシィ千秋楽。

配信アーカイブを視聴しました。

 

★主なキャスト

エリザベート 望海風斗

トート 山崎育三郎

ルキーニ 尾上松也

フランツ・ヨーゼフ 佐藤隆紀

ゾフィ 香寿たつき

青年ルドルフ 伊藤あさひ

少年ルドルフ 加藤叶和

 

 

★望海風斗

オーストリア皇后エリザベート

 

のぞさんの少年役は観たことあるけど、少女役は初めて観たかも。

鉄砲をぶっぱなそうとして巧くいかず、反動で思わずのけ反ってしまうあたり、リアルな反応だと思いました。

 

望海シシィは自立に目覚めてから、エンジンかかった感あり。

自信をもってイケイケガンガン~晩年が真骨頂。

 

『私が踊る時』の自信に満ちた貫禄。

『夜のボート』の悔恨に満ちた悲痛な歌声。

同じように辛そうな歌でも、若い頃のシシィより、年を経てからの方が沁みます。

 

東宝エリザの初代シシィは一路真輝。

次いで、涼風真世、朝海ひかる、春野寿美礼、瀬奈じゅん…と元男役トップが続きました。

…が、花總まり、蘭乃はな、愛希れいか…と元・娘役トップにバトンタッチ。

久々に元男役にお鉢が回ってきました。

 

元男役ならではの押し出しの良さが生きたシシィでした。

のぞさんは高音も出ますが、アルトの方がより声質が生かされそう。

涼風さんのように、将来的にゾフィとして召喚されることでしょう。

 

千秋楽挨拶では「まだ明日もあるので」と気遣いつつ、プリンシパル以外にも「今日で最後」のキャストへも配慮。

少年ルドルフに「何か言っておきたいことは?」と促すも、「ない」と返される親子漫才を披露してくれました。

 

エリザ指揮者は、上垣聡先生と宇賀神典子先生。

上垣先生は東京公演のみ。

北海道、大阪、福岡は宇賀神先生。

加えて、稽古指揮も宇賀神先生だったとか。

ツアーとお稽古期間を共にして、お世話になった…と紹介され、照れた笑顔の宇賀神先生でした。

 

一通りの挨拶が済み、ホッとするも、

「あっ! もうひとつ、大切なお知らせが!」

 

エリザベートBlu-rayが発売されます!

公式発表は明日15時半なので、詳しい事は明日…!

…と、プレお知らせするように仰せつかったとか。

 

うちの妹は「東宝エリザに望海さんと明日海さん出演!」と知った瞬間から「Blu-ray買う」と言い切っておりました。

(チケット取れないリスクがありましたしね…)

 

私は「配信みる!」と意気込んでました。

(チケット取れないリスク…以下同文)

 

次は…エリザガラコンの配信よろしくお願いします。

(2014花組版は全パターン観たいっす)

(のぞトート、みりトート、れいトート)

 

…と思ったら、早くも配信スケジュールが出てました。

6日間のアーカイブ配信付きです(ありがとう…!)

 

柚香トートは2/14…さすがや、れいちゃん(Valentine)

望海トートは3/5…アーカイブがあって良かった(安堵)

 

ただ、明日海トート回が見当たらないんですが(汗)

 

 

 

★山崎育三郎

黄泉の帝王トート

 

いつ聴いても、ええ声やのう。

育三郎さんの声は、スッと通る声。

ガヤガヤした雑踏でも、迷いなく耳に届くタイプの声でしょうね。

 

一人で歌ってるのに声が響き合って聴こえる時があって。

どうやって発声してるんだろ?

声質かな?

 

千秋楽挨拶では、音羽屋(松也さん)の真似をして、見得を切る育三郎トート。

「前回は公演中止になったから、完走できて嬉しい」と。

元日公演でも「前回は公演中止で…」と悔しがってたので、ほんま良かったね。

 

 

★尾上松也

無政府主義者ルイジ・ルキーニ

 

歌舞伎役者でもある松也さん。

山崎育三郎、城田優と三人で音楽活動もしてますよね。

 

顔での演技が大きい松也さん。

顔が客席に向いてる率が高く、表情も大きい。

観客にとって「わかりやすい、伝わりやすい」舞台演技。

 

カーテンコールの挨拶では、歌舞伎の見得を切ってくれました。

よっ! 音羽屋!!

 

 

★佐藤隆紀

皇帝フランツ・ヨーゼフ

 

青年、中年、壮年と声に変遷がある佐藤さん。

どの年代もよく響き、深みのある美声。

 

カテコでは「10年前から、若いフランツの演技が課題」

「10年前は29歳だったのに」と苦笑。

 

貫禄のあるお顔立ちだからかな?

声は若々しいですよ?

 

育三郎さんが「シュガー」と呼んでて、可愛いなと。

同い年なんですね、育様とシュガーさん。

1986年1月18日生まれ(育様)と2月5日生まれ(佐藤さん)

学年的には、明日海さん(1985/06/26)とも同じなんですね。

 

カテコ挨拶の「ありがとうございました」をオペラ調のロングトーンで締めてくれました。

声量たっぷり、男前ボイスですなぁ…!

 

 

★香寿たつき

皇太后ゾフィ

 

抑制の効いた演技と歌声で、より凄みを感じさせたゾフィ。

無駄に声を張ったり、大きく動かずとも、ラスボス感が滲み出ていました。

 

それだけに最期に吐いた弱音が、母の愛を印象づけました。

カーテンコールの柔らかな声と笑顔との落差も大きかったですね。

 

 

★伊藤あさひ

皇太子ルドルフ

 

やっと見れたよ、伊藤くん。

スッとした美形ですね。

舞台化粧だとメイクダウンする?…それでも美形とわかるけど。

戦隊ヒーロー出身なんですね(しかもレッド)

 

警察に逮捕された際、詰問されてる間、ずっと俯いてて、名乗る時に初めて顔を上げた伊藤くん。

これ、気持ちも伝わるし、インパクトもありました。

 

もう一人のルドルフ(中桐聖弥)は詰問中に顔を上げ、微妙な心理変化を表情で伝えました。

 

個人的に、舞台では「観客に顔を向ける」ことにも意味があるかと。

舞台の見方は様々です。

演目とは無関係に「役者を見に来ている」人も多いので。

 

見目の良さは、大きなアドバンテージ。

そこで惹きつけたら良し。

最初は努力事項が多くても、「作品毎に変化や成長がある」と思わせたら勝ち。

 

某リオアスミや某ゆーた君は美貌を武器にしつつ、切磋琢磨してきたクチ。

良き見本が身近にいて良かったね。

同じ事務所でもありますし。

 

カテコで己のイヤモニを使わせようと、少年ルドルフに顔を寄せる姿が萌え。

膝をついて、顔を近づけて。

ちょっと年の離れた兄弟みたいで、微笑ましかったです。

 

萌えといえば、育様トートとの死のくちづけも。

無表情なトートと、すがるような、焦点が合っていないようなルドルフ。

 

警察に逮捕された場では「演技プランを考え、作り込んだんだな」と思いました。

死を前にしたくちづけでは「魂を吸い込まれたルドルフになり切ってる」と感じました。

 

 

★加藤叶和

少年ルドルフ

 

舞台度胸が良いのかな、のびのびルドルフとして舞台に立っていました。

大人キャストを参考に、歌いながら感情表現してみたりも?

音をずらしたり、といったアドリブはなく、ですが。(えらい!)

 

カーテンコールでは、望海さんに話を振られて「(話したい事は)特にない」と答えてキャスト陣や観客の笑いを誘ってくれました。

 

そのあと、ちゃんと「ありがとうございました」とご挨拶しましたが。(えらい!)

 

 

以上、走り書きの感想でした。

配信をみただけで、わかったような口を利いて申し訳ない。

 

 

∇ 明日海シシィ大千秋楽へ続きます♪( ´▽`)

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