毎月第1・3水曜夜は、吉川カルチャークラブで「美文字レッスン講座」の講師をしている紫玉です。(埼玉県吉川市 JR吉川駅徒歩3分)
17日はもちろん講座でした。
今年最初の講座。
生徒さんが全員元気にご参加くださり何よりと思います。
私はよく生徒さんにお伝えするのですが、「ここが何だか違うと思ったら、失敗しちゃってもいいから、いっそのこと反対に側にグイっとやってみて。」これ意味わかりますかね…??
その時々で言い方や、説明箇所が違うので、正確な言い方↑ではないんですが、点画を書いていて少々位置がズレてしまう時なら、ちょっとやり過ぎくらいに角度を反対側に倒したり寝かしたり、点画書いていて、短いようなら長過ぎに、長いようなら短か過ぎに、書いて試してみてと伝えているんです。
何故だかわかりますか?
案外人の癖って根強くて、結構思いっ切り反対側に捻ったり、倒したり、短くしたり、長くしたりしてみたつもりでも、意外と大して思いっ切った書き方になっていないのです。
しかも、指導者の前だと人は遠慮します。
「私怒らないからやってみて!」
「思い切ってやっての失敗は、試した結果だってわかるから!」
このようにも伝えています。
生徒さんに、私の顔色を伺ってほしくないのです。何故なら私が、先生の顔色を伺う生徒だったから。
いつもどこかビクビクドキドキしている生徒だったのです。
書いている時に、先生に手元を見られるのが大嫌いな緊張しいな生徒。
人生の師匠タマラ・加藤憲子さんと出会って、タマラエナジーを使えるようになり、たくさんの薫陶を受け、エネルギーワークを受けたりして漸く変わった私です。
昔はとてもじゃないけど、指導者にはなれると思えなかった私ですから。
緊張しいな生徒さんの気持ちが、痛い程よくわかります。
失敗=怒られる
とヒヤヒヤしていたのです。
実際、「なんでそんな風に書いたんだ!」とか「先生の言った通りにやりなさい!」等言われたことも多々ありました。
今にして思えば、私が常に自己否定癖で、「どうせ、先生に怒られる。」と思っていたから、そう聞こえたのかもしれないとも思っていますが。
タマラさんのセミナーで感覚を磨いたおかげで、生徒さんが、一生懸命書いたものか、いろいろと試行錯誤で失敗したか、ちょっと気が抜けたのか、緊張して書いたのか等々、書いた作品を見ただけで、感覚的に受け取れるようになっています。
生徒さんに「試してみて失敗したんですね?いいですよ、じゃんじゃん試してみてください。失敗からわかること、いっぱいあるから!(^ー^)」
そんな指導をしています。
昔の私なら、動画はおろか静止画だって、ネットへUPできなかったなぁと思うと、間違いなく成長はしています。
もし、そんな紫玉に興味を感じて、字を習いたくなったら、紫玉書道会か、吉川カルチャークラブにお問い合わせくださいね。
結局、宣伝になっちゃったわ(笑)。